毎年春の季節に、定期健康診断を受けています。
今年は、なんか見かけないアルファベットが…。なんと、胸部X線が「E判定」。早急に精密検査を受けて欲しいとのこと。
え、えー!!
精密検査へ
問題の影は、左の肺にあるとのこと。そういえば、なんとなく左側の背中が痛む…。
早速、検診センターへ電話。翌日の予約をとりました。
精密検査はCTでした。検査は15分くらいで終了。結果は一週間ぐらいで郵送するとのこと。
自分亡き後の世界を考えてみた
それからの一週間は、何か奥歯の奥に挟まっているような…。なんとも言えない日々を過ごしました。何をやっても楽しくなかったです。
自分が死んでしまった後のこともイメージしてみました。二人の子供には学資保険をかけているので、成人するまでの学費は何とかなるだろう。その他にも生命保険に入っているし、我が家は法人化してあるため、妻へのビジネスの引き継ぎは大変な話ではありません。
うん。家族はなんとかなるな。あとは、私がこれから余命のうちに何をするかを考えれば良さそうです。
色々考えました。家族で世界一周旅行にでも行こうか。結局いつも通りに過ごすのが一番なのかなと。海外旅行に行って、途中で体調を崩したら本末転倒ですし。
死生観を揺さぶられた
そうこうしているうちに、一週間経って、検査結果が送られてきました。
結果は、「心配なし」でした。陰といっても、癌とかそういうものではないとの説明が書いてありました。妻が「早く早く!」と急かされながら、平常を装って封筒を開けました。内心では、心臓はバクバクでした。
終わってみればそんなに神経質になる必要はなかったという結果です。しかし、私にとってはE判定は人生初の経験でした。7年前までの長い喫煙経験があった上での「肺の陰」ということで、死生観を揺さぶられました。
近々新型Macが出るという噂の前に、なぜかMBAを購入してしまったり(すばらしい買い物でした。このブログもMBAで執筆してます)と、不安定な時期ではありましたが、人生初めて、死を意識した一週間でした。
定期検診は絶対に受ける
定期検診は絶対に受診したほうが良いです。どんなに忙しくても、腹をくくって病院に行きましょう。乗用車ですら2年に一回は車検を受けるのです。人間の体も定期的に点検してもらいましょう。
「心配なし」の通知をもらった後、ジョギングに出ました。いつも見ている公園の木々の葉が、碧々しく繁っていることに気がつきました。いつの間にか、季節は夏になってました。
今は、あらたな目標に向かって走り出せています。「精神的に落ちる」ことは、人生のスパイスなのかなと。不幸や災難を克服することはチャンスなのです。
今回の経験をバネにして、もっとチャレンジしていきたいと思います。
※背中の痛みはゴルフの練習のし過ぎでした(^^;)
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