中西哲生氏のキック理論 サッカー世界標準のキックスキル

中西メソッドの秘密が明らかに!

我が家の息子たちも幼少期からサッカーに励んでおり、数多くの教材を試してきました。

サッカー 世界標準のキックスキル ~日本では誰も教えてこなかったシュートが決まるフォーム~

しかし、日本代表の久保建英選手が中西哲生氏のトレーニングで成果を上げていると知り、興味を持ちました。

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謎のベールに包まれていた中西メソッド

我が家の息子たちは、幼少期からサッカーをプレーしています。

小学生までは、基本的なキックやボールタッチを徹底的に練習することが重要と言われていて、それらスキルのトレーニングに関する書籍や教材は、多数存在します。我が家も、色々購入してきました。

そんな中、日本代表の若きエースである久保建英選手が、元プロサッカー選手の中西哲生氏のパーソナルトレーニングを受けていて、成果を上げているとの記事が目に止まりました。

興味を持ったので、中西氏がどんな指導をしているのかを、ネットで検索して調べてみました。軸足を抜いたキックによるシュートなどを指導しているようでしたが、詳しい情報は見つかりませんでした。

謎のベールに包まれていましたが、最近は筑波大のコーチをしていて、少しずつですが情報が増えてきました。そして、2022年に中西氏が執筆したキックスキルについての書籍が出版されました。

私は本書に出会ったのは、出版後1年以上経ってからでしたが、即購入して、息子たちに渡しました。

最も重要なスキルはドリブルではなく、キック

サッカーは、相手ゴールにシュートを蹴り込むスポーツです。いくらドリブルが上手くても、フィニッシュで強いシュートを蹴れないと、試合には勝てません。

小学生の試合であれば、ドリブルが上手い子がスイスイとディフェンスを抜いてゴール!なんてことはありますが、年代が上がっていくにつれて、パス中心のプレーとなっていきます。

つまり、ドリブルよりも、正確で強いキックが要求されるようになっていくのです。

しかし、世の中に出回っているサッカーの教本は、ドリブルなどでボールを自分で運ぶスキルに関するものが多いです。

ボールタッチに関する練習は、一人でも練習しやすいので、ニーズが高いのでしょうけど、本来は本書のようなキックに関するスキルも、幼少期から磨いていくべきだと感じました。

チーム選び「ドリブルかキックか」

子供にサッカーを習わせるとき、どんなチームを選べばよいかと聞かれたら、「パス中心のサッカーをするチーム」をおすすめします。

足元中心のチームやスクールで、徹底的に個人技を鍛えるのもわかりやすくて楽しいのですが、学年が上がっていくにつれて、通用しなくなってきます。

なぜかというと、チームでプレーしていくには、周りを観察しながら、ボールを蹴ったり操作したりする必要が出てくるからです。

個の技量は重要ではありますが、それ以上に判断の速さが求められます。少ないタッチで攻めていくようなチームの方が、より早く「大人のサッカー」に慣れることができるでしょう。

チームでドリブル等を練習しなくても、足元は自主練できるので。必要であれば、個別で練習したり、スクールに通えば良いと思います。

今日のわかった

中西氏のコーチングにより、筑波大は町田ゼルビアから大金星を上げたりと、成果は確実に出ています。今後の展開が楽しみです。

読書感想文
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