「素人が投資するなら、インデックス投資一択!インデックス投資には、プロの投資家でも勝てない!」と、良く言われていますよね。実際にそうだと、私も思います。
それでも私は、個別銘柄株をメインに投資をしています。インデックスにも投資していますが、全体の10%ほど。iDeCoとNISAの積み立て枠で積み立てているくらいです。
なぜ、パフォーマンスが下がる可能性が高い、個別銘柄に投資をするのか? その理由は「自分が好きな企業だけに集中投資したい」からです。
日本株はインカムゲイン、米国株はキャピタルゲインを狙う
日本株でインカムゲイン(高配当)を狙う
東京証券取引所は、PBR(株価純資産倍率)が1倍以上になるよう、企業努力を上場企業に求めています。つまり、企業の時価総額を、株価を上げることで、手持ちの資産以上に引き上げろというものです。
PBRが1倍以下ということは、手持ちの資産(工場、設備、現金など)以上の価値を出せていないということですので、上場企業としては失格だということです。
そこで、株価の上昇と安定の策として、配当を厚くする日本企業が増えています。累進配当を方針とすれば、投資家は心理的に株式を購入しやすくなるため、株価は上昇、安定します。
米国企業ほどではないにしろ、新しい産業やビジネス、市場を生み出せる日本企業の中で、特に累進配当を方針にしている企業の株を購入しています。株価の上昇と、配当金の増加をダブルで狙えるからです。
しかし、最近はそういった企業の株価が上昇していて、配当利回り(株価に対する配当額の比率)が下がっています。
これから狙うのならば、相場全体が下がったタイミングで、割安で購入していくチャンスを狙っていくことが重要です。
米国株は、キャピタルゲイン(値上がり益)を狙う
米国株には、マグニフィセントセブンと呼ばれる巨大テック企業など、世界随一の技術やブランドを持っている企業が多く、それらの企業の株価の上昇は半端ないです。
配当を出さず、全て新たな技術やサービスを生み出すためにキャッシュを投入し、企業価値を高めることで、株価を押し上げています。
米国の高配当銘柄企業も多いのですが、外国株の配当金には、米国内と日本国内でダブルで課税されてしまいます。また、それらの企業は、当たり前ですが成熟企業が多く、株主還元は配当だけという場合が多く、株価が上がりにくいのです。
よって、米国株は値上がり益を狙うほうが、私は良いと思っています。
時価総額世界トップクラスのAppleが、配当と自社株買いを積極的に行っていく姿勢を取り始めています。そういった企業の株を持つのも良いですね。
なぜ個別銘柄に投資をするのか?
犯罪に加担する企業には投資したくない
S&P500やダウ工業株、日経平均株価などのインデックスは、多くの企業の株価の平均を取っています。
インデックス投資のパフォーマンスに勝つのは難しいと言われています。実際に私もそう感じます。それでも、個別銘柄に投資をしたいのは「自分のお気に入り」の企業だけに投資をしたいからです。
例えば、GoogleやFacebookでは、有名人の写真を利用した詐欺広告が蔓延していて、被害が広がっています。Amazonは中●製の不良品を売っています。私は、犯罪の片棒を担ぐ企業に投資したいとは思いません。
しかし、S&P500やインデックスに投資すると、それらの企業にも一定の割合で投資をすることになってしまいます。
パフォーマンスの悪い企業に投資したくない
また、パフォーマンスの悪い企業にも投資することになります。特に日本企業は、上場していても、あまり企業努力をしていない企業が多く存在しています。
出来の悪い企業にパフォーマンスを引っ張られるくらいなら、トヨタやSONYといったピカピカな企業に投資したいと思いませんか?
よって、お気に入りの個別銘柄に直接投資をしているのです。
銘柄を分散すれば、インデックス投資に近づく
個別銘柄への投資のデメリットは、リスクが大きいことです。
しかし、複数の銘柄を購入すれば、リスクは分散できます。我が家の場合、30近くの銘柄に投資しているため、それなりにリスク分散ができていると考えています。
銘柄も、いわゆる大型株と呼ばれる、時価総額が数千億円以上の銘柄がほとんどですし、日本株だけでなく、米国株、中国株にも投資しています。
それなりに、リスク分散できていると考えています。
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