ブログを運営していると、献本してもらう機会が増えてきます。しかし、献本が多かったり、好きなテーマの本でなかったりすると、スルーしてしまいがちです。
どう対応するのがスマートなのでしょうか?
ソーシャルメディアで「献本して頂きました」とつぶやく
本の著者や出版社は、ぶっちゃけ本を紹介してもらいたいと思っています。しかし、影響力の高い人の元には、多くの献本が来ます。すべての本をブログで紹介することは難しいです。
本が届いたら、すぐにTwitterやFacebookなどのソーシャルメディアで「献本して頂きました」とつぶやきましょう。
多くのフォロアーがいる方なら、ソーシャルメディアでシェアするだけで、献本してくれた著者や出版社に十分なお礼となります。
ソーシャルメディアは無料です。せいぜい1分くらいの作業です。たくさんつぶやいたからといって、減るものではありません。
さっと読んで、触りの感想をソーシャルメディアでつぶやく
「献本して頂きました」だけだと、ちょっと寂しいです。触りの感想をつけてソーシャルメディアにつぶやくだけで、献本元の著者や出版社は喜びます。
本を手に取ったら、大抵の場合はパラパラとページをめくったり、序文と目次を眺めたりします。それだけでも本の内容をだいたい把握できます。
読書管理ができるメディアマーカーを利用すると、本を登録すると同時にTwitterとFacebookにコメントができるので便利です。
献本されても、時間がなかったり、好みもあるので、全部は読めません。本を読めてないと、本を見かけるたびに後ろめたさを感じるものです。でも、ソーシャルメディアで簡単な感想を書けば、最低限度の役目を果たしているので、後ろめたさはありません。
ブログで書評を書く
面白い本であれば、本を読み始めます。全部読み終わったら、せっかく読んだのですから、ブログで書評記事を書きましょう。
そして、著者や出版社のアカウントに「書評を書きました」と連絡してみましょう。著者や出版社は書評に御礼をして、喜んでシェアしてくれるはずです。著者の多くはたくさんのフォロアーがいますので、広く拡散してくれます。
著者が「自分の本は面白い!」と言っても、自作自演っぽくて伝わりません。しかし、読者のブログで面白いと書かれていれば、本の客観的な評価に繋がります。書評記事は著者にとって貴重なのです。感謝してくれるでしょう。
ちょっとした気遣いが信用となる
献本はタダではありません。販売すれば利益が出る書籍を献本しているのですから、コストが発生しています。著者が自腹を切って購入して贈っていることもあります。
ブログで書評を書くまではできなくても、ソーシャルメディアでサクッとつぶやくくらいは、できるはずです。それだけで、送り主の著者や出版社は安心します。
もし、逆に自分が本を出版する立場になったときのことを考えてみましょう。最近はブロガーが出版することが多いですので、他人ごとではありません。
献本してもらった本を、自分のソーシャルメディアやブログで紹介していれば、その著者に自分の本を献本すれば、恩義を感じて紹介してくれることが多いです。
しかし、自分からの献本をスルーした人が後日出版して、献本してもらっても、気持ちよく紹介しようとは思えません。
「情けは人のためならず」は、情けは他人のためではなく、自分のためという意味です。相手に与えたものが、巡り巡って自分に還ってくるのです。
お金や時間、労力をかける必要はありません。ちょっとした気遣いで十分なのです。
与える側に回ることが、どんなビジネスにおいても必勝法です。
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