今年もチャレンジ富士五湖ウルトラ100km(2015/4/19)に出場します。
去年も同レースに出場して、12時間48分21秒で完走しました。
今回は、完走だけでなく、タイムを狙ってみようと考えています。目標はサブ10(10時間以内)です。
サブ10を狙えるポジションに
筑波大の鍋倉賢治教授によれば、100kmのタイムはフルマラソンのタイムと相関があり、平均ペースはフルマラソンの75~85%だそうです。
私のフルマラソンベストタイムは3時間10分58秒で4分31秒/kmペース。80%のペースだと約5分40秒/km。ノンストップなら9時間26分で完走できます。75%のペースでも、6分2秒/kmで、10時間3分台。
実際には休憩やトイレの時間も入れないといけませんが、狙えないタイムではありません。
2011/05/04 第169回 100kmマラソンのペース戦略
100kmレースの効果的な練習
ウルトラマラソンのための効果的な練習を調べてみました。こちらも鍋倉賢治教授の調査によれば、
- トレーニング中のペース、最大酸素摂取量、フルマラソンのベストタイム
- 1回に最も長く走った距離
などが、パフォーマンスとの相関が高いとのこと。
ダラダラと中途半端に距離を伸ばすのではなく、しっかりとスピード練習をすること。そして、レースに影響が出ない期間に、50km以上の試走を行っておくとよさそうです。
私は3月にフルマラソンを2回出場しています。さらに、ウルトラマラソンの1週間前に焼津みなとマラソン10kmにエントリーしているので、4月の初旬はスピード練習がメインになります。
50km以上の試走を行うのであれば、チャンスは今週しかありません。フルマラソンを2回走っていますし、それで良いにしてしまおうかなと思っています。去年70km走をした後に風邪を引いているので。
つなぎのジョギングは、朝食前に走ります。低血糖状態で走ることで、筋肉にエネルギーを貯める能力が高まるそうです。
フォームの維持
10時間近くも安定して走り続けるには、フォームの維持が大切だと考えています。ところが、ウルトラはジョギングペースでゆっくり走るので、フルマラソンの時と同じようなフォームを維持しづらいです。
ゆっくりなペースでもフォームを維持できるよう、日頃からフォームを意識して走ること。体幹周りの筋トレもしていきたいと考えています。
参考
- 2011/02/09 第163回 ウルトラマラソンのエネルギー補給 ①消費量
- 2011/03/23 第166回 ウルトラマラソンのエネルギー補給 ②補給量
- 2011/05/04 第169回 100kmマラソンのペース戦略
- 2011/06/15 第172回 ウルトラマラソン レース中の発汗量と給水対策
- 2011/08/10 第176回 ウルトラマラソンのレース中のエネルギー補給と回復
- 2011/11/16 第182回 ウルトラマラソンのトレーニング方法を考えよう
- 2013/06/12 第220回 ウルトラマラソンの世界
【追記】
2015年4月19日の富士五湖チャレンジに出場し、10時間42分11秒でゴールできました。サブ10は来年目指します!
サブ10目指すも及ばず。チャレンジ富士五湖25th 100km
マラソンノウハウ本を出版しました。わかったブログのマラソン関連の記事をピックアップ&加筆修正して作りました。フルマラソンのタイムを伸ばすことが、ウルトラの完走とサブ10に繋がります。
Amazonのカスタマーレビューが少ないです。コメントを頂けるとめちゃくちゃ喜びます。