つくばマラソンに出場しました。タイムは3’26″43(ネット)のプライベートベスト！グロスでもサブ3.5達成しました。
しかし、今回はスタート20分前に腕時計が故障。替わりの時計も調達できず、iPhoneを持って走ることに。いらぬ気を使いながらの走りになってしまいました。もっとやれるはず！
会場の筑波大にはスタート1時間半前には到着。お餅も7切れ完食。すべてが順調でした。トイレも2回済ませて、20分前にはスタート地点へ。今日はやるぞ！とふと手元を見ると、ガーミンが動作してません。あれ？？
リセットをかけてもまったく反応せず。なんでこんなタイミングで…。慌てて荷物預け場所に戻り、iPhoneを取り出して、会場内に居た父親に連絡。腕時計を持っているとのことでスタート地点で落ち合う。
「時計どれ？」「これだよ」腕時計を見たところ、金属製のアナログ時計orz これでは走れないということで、iPhoneを持って走ることにしました。
ということで、最悪な気分でスタート。iPhoneを握りしめて走ることは無理なので、ウェストポーチへ。しばらくは「なんでこんな事になってしまったのだ」と意気消沈。1km、2km地点で、ウェストポーチからiPhoneを取り出して、ラップを確認しました。しかし、毎回こんな面倒なことをやっているわけにはいかないということで、その後は5km毎にラップを確認して、それ以外は自分の感覚で走ることを決意。
15kmまでは事前想定の25″00より遅いペース。周りが結構速く、引きずられてしまうとオーバーペースになってしまうため、ペースを落とす意識が強すぎました。ガーミンがないと細かいペース維持が難しいです。
15km以降は体がこなれて、体の重心の真下で地面を力強く踏めている感覚が出てきました。今回は15kmか25kmからペースアップしようと考えていたので、フィーリングを大切にして、15kmからペースを上げていきました。
中間地点でのラップが1’46″00くらい。依然として、地面は上手く踏めていました。このまま走っていても、サブ3.5は達成できないため、引き続きペースを上げていく。
ロッキーのテーマをラジカセで大音響でかけていたおじさんが居ました。足下には「ロッキーになろう」というパネルが。ロッキーのテーマには心を揺さぶるなにかがありますね。ガッツポーズをしたら、おじさんも静かにガッツポーズで応えてくれました。今回一番力を貰えました。ありがとうございます。
30km地点でiPhoneを取り出してラップを確認。残りを5″00/km以上でいければ、サブ3.5はクリアできることを確認しました。足はちょっと攣りの気配がありましたが、しっかり踏めています。いけるところまでペースアップしていこうと決意。そもそも腕時計がないので、足と相談しながら感覚で走るしかない。
道が狭く、ペースダウンしたランナーを追い抜くのに一苦労。それでも30km以降は5km23分30秒以上の速度で走りきれました。
今回のレースは、両腿がしっかり上がって、最後まで重心の真下で踏めている感覚がありました。着地はフラットです。ミズノのフォームチェックの効果です。この効率的なフォームと脚の回転のイメージを忘れないようにしたいです。
筑波大は私の母校。スタートは意気消沈していて、周りの風景を見る余裕がなかったのですが、帰りはキツいながらも風景を楽しむことができました。道の両脇の銀杏が綺麗に紅葉していました。私の青春はここにあります。
ゴールまでペースを上げ続けて、最後は帽子とサングラスを取って、会心のガッツポーズでゴール！
心理的に揺れ動いたレースでした。置かれた状況下でベストを尽くせたと思います。結果的にプライベートベストを出せてよかったです。
しかし、終わってみれば、もっと走れたかなと。前半15kmまでのペースは遅すぎました。ガーミンがなかったので、セーフティーにいってしまいました。その辺は不完全燃焼だったです。
それでも、前半1’46″47に対して、後半は1″39’56。完璧なネガティブスプリットでした。
大会運営者・関係者、沿道の応援のみなさま。そして、一緒に走ったすべてのランナーに感謝します。素晴らしい大会になりました。来年も出場したいです。
次は来年3/2の新生静岡マラソン。追い風＆低温で、サブ3.25狙います！
【ラップ】
5km 25″10 5″02/km
10km 25″51 5″10/km
15km 25″27 5″05/km
20km 24″52 4″58/km
中間点 1’46″47
25km 24″33 4″54/km
30km 23″51 4″56/km
35km 23″26 4″41/km
40km 23″28 4″41/km
ゴール 10″05 4″35/km
前半平均ラップ 5″03/km
後半平均ラップ 4″44/km