先日横浜に旅行に行った時、東急東横線がみなとみらい線と直通していて、終点が桜木町ではなく、元町・中華街駅になっていました。地下の駅を降りて、地上に出るとそこは中華街の入り口。すごく便利でした。
ふと思い出したのが、東横線vsJR東日本の仁義なき戦いです。横浜地区でも熾烈な競争が行われているようです。
中華街へのアクセスが便利に
先日の記事で、横浜-東京間の東横線とJR東日本の仁義なき旅客争奪戦について書きました。ドル箱路線である横浜-東京間は、京急も交えて利便線の競争が行われています。
全国的にも有名な観光地である横浜中華街。これまでの最寄り駅は、JR根岸線の石川町駅でした。石川町駅と中華街はちょっと距離がありました。決して便利な駅とは言えません。
東急はみなとみらい線と直通運転して、東京地区から中華街のど真ん前まで、乗り換えなしで行けるようにしたのです。「今度の休日のランチは中華街で」みたいなことが気楽にできるようになりました。
みなとみらい線はその名の通り、みなとみらい地区の真下を通ります。みなとみらい駅は、ランドマークタワーやクイーンズスクエアに直結しています。横浜駅、みなとみらい地区、中華街と、横浜の人気スポットを結んでいます。
東急東横線は来年の3月に副都心線と直通運転を開始します。渋谷・池袋・新宿といった東京の有数のスポットと、横浜の人気スポットを乗り換えなしで結ぶことで、東京から横浜への観光客をJR東日本からゴッソリ奪おうをしてるのです。
元町・中華街駅と渋谷駅は特急で32分。運賃は480円です。渋谷-横浜間は280円なのですが、みなとみらい線区間は割高で200円で、合計280+200=480円です。それでもJRの渋谷-石川町間の540円より安いです。利便性・早さ・値段を考えれば、多くの人が東急で横浜に向かうと思います。
JR東日本が対抗するのであれば、新宿湘南ラインを根岸線にひきこんで、桜木町や石川町へ停車することでしょうか。東急より大幅に時間短縮ができないとメリットがないので、かなり厳しそうです。その辺の詳しい話は、、私は鉄道マニアではないのでわかりません。その筋の方々にお任せします。
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