お金持ちの方々には、特有の考え方や行動パターンがあるようです。
- 特有の考え方や行動をしているから、お金持ちになれなのか。
- それとも、お金持ちになると、考え方や行動が変わってくるのか。
どちらなのかはわかりません。「幸せだから笑顔になる」のではなく、「笑顔になると幸せになる」という研究結果もあるそうです。行動を変えていけば、お金持ちになれるかもしれません。
富裕層専門コンサルティングの方が書かれた本です。51のお金持ちの考え方や行動パターンが紹介されています。
私自身が共感したり、今後意識していこうと思ったものを5つピックアップして紹介します。
年収1億円の人は 怒らない
年収300万円の人は 怒られる
年収1,000万円の人は 怒る
年収1億円の人は 怒らない
怒りは「自己欺瞞」であることを理解すると、怒る必要がなくなります。自分にもなんらかの落ち度があって、それをごまかして、他人になすりつけるために「怒る」のです。
むやみに他人に怒りをぶつけると、相手は復讐しようとします。争い事が好きで、わざと攻撃してくる人もいます。他人がなにかふっかけてきても、こちらがスルーしてしまえば、相手の攻撃は弱まります。
困ったときは、本書にもありましたが「裁判」をしても良いと思います。裁判費用はかかりますが、専門家が処理してくれます。勝てれば費用は相手持ちです。やり方は色々あるのです。
無駄な争いごとに頭を突っ込むよりは、スルーしてしまったほうが、生産的で、平穏な時間を過ごせます。
年収1億円の人は あえて一日返信を寝かすこともある
年収300万円の人は メール配信が遅い
年収1,000万円の人は 即レスする
年収1億円の人は あえて一日返信を寝かすこともある
メールの利点は、相手と自分各々都合の良いときに連絡できることです。返信を遅らせると相手も不安になりますが、即レスしすぎると、メールの利点が失われてしまいます。
軽い話題についてはすぐに返事をしたほうが効率が良いですが、重要なメールについては、少し間をおいてよく考えてから返事をしたほうが良い場合があります。瞬間的に盛り上がっても、よくよく考えると面倒だったという話はよくあります。
電子メールを一日中監視している人はいません。朝夕にまとめてチェックする人もいます。1日くらいなら返答を遅らせても問題ありません。
年収1億円の人は 会議をしない
年収300万円の人は 会議に出るだけ
年収1,000万円の人は 会議に振り回される
年収1億円の人は 会議をしない
会社員だったころは、会議に振り回されっぱなしでした。一日中会議で、自分の仕事ができるのが定時後からということもありました。
日々コミュニケーションができていれば、会議は必要ないです。上司には立ち話でどんどん経過を報告すればよいのです。
メールすむ話はメールで。離れた場所にいる方との打ち合わせは、Googleハングアウトを利用すれば、移動時間をなくせます。
年収1億円の人は 朝イチしか仕事をしない
年収300万円の人は なかなか仕事に取りかからない
年収1,000万円の人は 24時間ハードワーク
年収1億円の人は 朝イチしか仕事をしない
朝イチは頭が冴えているので、難しい問題を考えたり、クリエイティブな作業をするのにもってこいです。
重要な仕事は、お昼までに終わらせてしまいましょう。朝仕事を終わらせるだけで、生産性は飛躍的に向上します。
午後は頭の働きが鈍ってきます。頭を使わないルーチンワークや、会議や外回りなど、人と会って話す仕事をしましょう。
年収1億円の人は リッツ・カールトンで打ち合わせをする
年収300万円の人は マックかガストで打ち合わせをする
年収1,000万円の人は スタバかルノアールで打ち合わせをする
年収1億円の人は リッツ・カールトンで打ち合わせをする
私も人と会うときは、駅前のホテルのラウンジをよく利用します。(静岡にはリッツ・カールトンはないです)
空いていて、静かです。スタバやドトールだと、隣のテーブルの話が気になって、集中できません。
新しいアイデアは、非日常から生まれます。たまには、いつもと違う空間で過ごすと、良い刺激をもらえます。
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書籍のタイトル「年収1億円の人は、なぜケータイに出ないのか?」の理由は書籍内にあります。ぜひ手にとってみてください。
本書は著者さんから献本していただきました。ありがとうございます。
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