若い頃から色々な趣味をやってきましたが、年中継続して楽しんでいる趣味は「マラソン」と「ゴルフ」に落ち着いています。
この2つのスポーツは、両極端の競技に見えて、実は共通点が多いのです。
その共通点に、歳をとっても長く続けられる理由があると考えています。
個人スポーツ
マラソンもゴルフも基本的に個人競技です。サッカーやバレーのようにチームではなく、1人で競技します。
レースやラウンドは複数人で回りますが、練習は1人でできます。
マラソンはウェアと靴があれば、いつでも1人で始められます。ゴルフも家の中でパター練習くらいは可能です。
相手が必要ないのは、継続する上で大きなメリットです。
みんな同じ方向を向いて競技をする
テニスのシングルスなども基本個人競技ですが、相手がいて、対決する競技です。必ず勝ち負けが決まります。
いくら仲の良い友人同士でも、勝ち負けが決まる競技を一緒に続けていると、トラブルのもとになります。
マラソンやゴルフは、対決するというより、一緒にプレーするという感じです。
テニスやサッカーは相手と向かい合いますが、マラソンやゴルフは、一緒に同じ方向を向いてプレーするので、トラブルが発生しにくいです。
敵は過去の自分
マラソンとゴルフに敵がいるとすれば、それは一緒にいる相手ではなく、「過去の自分」です。
マラソンは、過去のベストタイムより速く走りたいですし、ゴルフもベストスコアを更新したい。
相手を打ち負かすというより、最高の自分になれるようチャレンジしたいという想いの方が強いです。
応援しあえる
マラソンもゴルフも、自己ベストを目指す仲間同士で一緒に頑張ります。相手を威嚇するのではなく、お互いに応援できるのです。
うまく走れていれば「ナイスラン!」良いショットが生まれれば「ナイスショット」
声を掛け合って高めあっていけば、お互いに良い結果を得ることができます。
問題のほとんどがコミュニケーション
人生の問題のほとんどが「人とのコミュニケーション」だと言われています。
楽しいはずの趣味で、トラブルが起きて憂鬱な気分になるのはもったいないです。
その点、マラソンとゴルフは、相手と衝突しにくいので、余計なストレスが溜まらないのです。