有名な「バビロン大富豪の教え」が漫画で読めるというので、読んでみました。
漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則 Kindle版
100年前に書かれた本ですが、普遍的な内容になっていて、現代でも重要なことばかりです。
その中で、私自身が特に重要だと思ったことについて焦点を絞って、より深く考えてみました。
収入の十分の一を貯蓄せよ
バビロン大富豪の教えには、
- 黄金に愛される七つ道具
- 五つの黄金法則
が紹介されています。どれも含蓄深い内容なのですが、特に印象深いのが「収入の十分の一を貯蓄せよ」です。
七つ道具と、黄金法則、どちらにもこの内容が含まれています。それほど重要ということでしょう。
結局、何を行うにもある程度のタネ銭が必要です。そして、そのタネ銭は、最初は地力で貯金しなくてはいけない。
いきなり大金を貯めるのは難しい。結局は無理のない範囲で、毎月コツコツ貯めるしかないということです。
「複利の力」は、人類最大の発明
収入の1/10でも、何も考えず、貯蓄していれば、利息もついて、気がつかないうちに大金になります。
かのアインシュタインも「人類最大の発明」と呼んだ「複利の力」を利用すれば、誰でもとんでもないお金を貯めることが可能です。
18歳から、バイトや仕事で得た月3万円を、年利3.8%で30年積み立てをした場合、30年後の48歳では、いくらになると思いますか?
なんと、2,010万円になります。老後の資金として2,000万円必要だと、政治家さんが言っていましたが、50歳前に達成することができます。
そして、さらに65歳まで47年積立を続けると、積立額は4,688万円まで膨れ上がります。
この貯金と年金と合わせれば、100歳まで生きても、お釣りが来るのではないでしょうか?
お給料の1/10という、負担にならない額を、自動的に貯金していくことが、人生の経済の基礎となるのです。
分散投資を自動的に継続する
ただし、銀行の普通預金に預けていても、利息は0.002%。3%以上のリターンを得るには、株や投資信託へ分散投資するしかありません。
特に投資信託がお勧めです。必然的に分散投資になります。日本やアメリカの企業の株を少しづつ全部購入できるものや、全世界の株を購入できるものもあります。
証券会社に口座を作れば、毎月自動的に投資信託を購入してくれる機能を利用できます。
また、401Kなどの確定拠出年金を利用する方法もあります。毎月一定額を投資できて、掛け金は控除できます。老後受け取る際にも、非課税枠を利用できるため、かなりお得です。
とにかく、何も考えず、自動的に貯蓄していく仕組みを、最低一つは持っておくと良いと思いました。
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