我が家は、自宅で資格の勉強は不可能です。家は子供たちが暴れていますし、とても勉強できる環境ではありません。
通勤時間を利用すれば、無理なく試験勉強ができます。資格取得を目指している人は、ぜひ通勤時間の活用を考えてみてください。
勉強は家でする必要はない
高校生くらいまでであれば、自宅の部屋の机で勉強する方がはかどるのかもしれません。しかし、社会人は仕事があります。家族・子供が居る場合は、仕事以外の時間を全て勉強に使うことはできません
そもそも、必ずしも、勉強は自宅でする必要はありません。特に最近はIT機器が充実していて、外出先からでも、インターネットを利用して多くの情報を得ることができます。
会社へ毎日通勤している人は、必ず「通勤時間」があります。その時間を利用して濃密に勉強しようというのが、本書の趣旨です。
通勤に一時間だとすると、往復2時間。週20日通勤すれば、一ヶ月で40時間、一年で480時間勉強することができます。宅建なら200-300時間、行政書士なら400-600時間の勉強で取得できるとのことですので、通勤時間の勉強だけで十分狙えるのです。
勉強のために、あえて遠い場所に住む
職場に近い場所に住んで、通勤時間を減らして自由な時間を増やす考え方とは逆に、あえて職場から遠い場所に住んで、通勤時間を自由な時間として活用する考え方もアリだと思いました。
職場と自宅が近いと、つい職場でダラダラ仕事をしてしまいがちです。遠くに住んでいれば、終電の時間も早くなりますので、時間に対する意識が向上します。
郊外の街に住めば、安い家賃で広い家を借りることができます。近くに自然があれば、子育てもしやすいでしょう。
電車でなくても、勉強はできる
通勤時間に勉強をするなら、電車やバスの中が一番理想的です。自動車通勤だと、運転する必要があるので、テキストを広げての勉強はできません。
しかし、最近はオーディオ教材が充実しています。特に英語などは、オーディオ教材が充実していますので、車の中でも十分勉強ができます。
DVDの教材を音だけ聞いたり、車の中で要点を暗唱したりすれば、車の中でも十分勉強することは可能です。
点取りはアイデアである
資格勉強は、どんな勉強法でも、結果的に試験で点数が取れれば良い訳です。もちろん、資格は取ってから実務を通しての勉強はもっと大切です。しかし、合格点数をとって、合格しないことには何も始まらないのです。点数を取るためと割り切って工夫して勉強したほうが私は良いと思っています。
日々の生活の中に上手く組み込んで、無理なく続けられることが大切です。ジョギング中やお風呂に入りながらテープを聞いたって良い訳です。
どんなことをしてでも合格点数を1点でもクリアする。試験日までに勉強時間を積み上げて、効率よく知識を吸収し、暗記していくことができれば、それで良いのです。やみくもに勉強を開始する前に、自分の毎日の時間の使い方を見直して、自分にあった勉強スケジュールと勉強方法を考えることが大切です。
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本書は出版社から献本いただきました。ありがとうございました!
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