ランニング第二章の新たな試みとして、動画を撮影しながらランニングをしてみたいと考えています。
レースの様子を撮影したり、ジョギングコースを紹介したり、トレイルの様子も撮影してみたいです。
撮影用の機材を色々検討しました。ベストでは無いかもしれませんが、現時点でかなりベターな機材を揃えることができました。
実際に撮影したレース動画。ノーカット版です。期待通りの動画が撮れました。
ランニング撮影に適したアクションカムとは
撮影用のアクションカメラは、当初中国製の安いカメラの購入を考えていました。ところが、手ブレ補正機能の性能が弱く、上下動の激しいランニングには不向きであることが判明。
アクションカメラユーザーから情報を集めると、GoProかSONYのアクションカムがお勧めとのこと。
マラソンレースを撮影する場合、撮影時間が長くなります。フルマラソンだと3時間以上、富士登山競走だと4時間以上かかります。長時間撮影できる必要があります。
両者を比較すると、SONYは、バッテリー交換ができたり、モバイルバッテリーで給電しながら撮影ができることが分かりました。GoProはどちらもできません。重さもSONYの方が若干軽い。
手ブレ補正機能は、両者を比較する動画を見ても、どちらも同じくらい。長時間撮影ができるSONYに決定しました。
SONYのアクションカメラは、4Kで撮影できるFDR-X3000とHD撮影までのHDR-AS300があります。手ぶれ補正機能は同等で、重さはほぼ同じ。値段差が1万円くらいだったので、ここは奮発してFDR-X3000を購入しました。
アクションカムの装着方法
次に、アクションカムを体にどう装着するかです。
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まずは、中国製のパーツ詰め合わせセットを購入して、色々試してみました。
最初は胸が良いかなと考えていのですが、私のランニングフォームだと左右に振れすぎて断念。
ヘッドライトのように、頭に取り付けるのが一番良いことがわかりました。頭は一番大切なので、ランニング中も大きく振れないように、首や背中など上体の筋肉が守っているようです。
横に取り付けるのも試しましたが、ベルトとビデオが耳に当たってしまい、長時間走るのは厳しそう。重量の左右差も気になります。
頭のおでこに取り付けるのが一番安定して楽でした。
しかし、中華製パーツに入っていたベルトだと、締め付けがきつく感じて、長時間のレースに耐えられるか不安がありました。
そこで、もう少し調べてみると、帽子のつばにつけて撮影することを知りました。ガチランナークロロさんや、ランスマの撮影スタッフの方が帽子に取り付けてます。
早速手持ちの帽子にテープで仮止めして、走ってみました。
ランニング用の帽子だとやわらかすぎます。息子のサッカー用のトレーニングキャップ(キッズ用)が、そこそこ強度もあって、ピッタリでした。
ゴルフ用のサンバイザーも良さそうです。
帽子の加工とアクションカムの固定
帽子のつばはアクリル製なので、半田ごてで穴を開けました。ネットで見つけた方法です。そこにホームセンターで購入した1/4ネジでカメラを固定しました。
ランニング中の振動で、次第に締めが緩くなるので、スプリングワッシャを入れたり、その場で手動で締めれるノブつきのネジが良さそうです。
レースレポート
実際にレースで走ってみました。走っていると、ビデオの重さでつばの位置が下がって、サングラスに接触。鼻の頭の部分でビデオの重さの一部を支えるように感じになってしまいましたが、大きな問題にはなりませんでした。
1時間20分ほどでバッテリー交換。入れ替えて電源ONしても反応せず、もう一度電源ONして反応しました。接触が悪かったのでしょうか。ちょっと気になりました。
バッテリー交換時に、ネジが少し緩んでしまい、1円玉で締め直しました。上記のように取り付け方法を工夫して、ストレスが無いようにしたいです。
1つ目のバッテリーは互換の安物。2つめはSONY純正の新品バッテリーでした。SONY純正はゴール2時間近く持ちました。マラソン撮影には、純正バッテリーの方が良さそうです。
また、FDR-X3000はレンズがむき出し。落下すると、レンズが壊れてしまうリスクがあります。レンズカバーは必須です。