2016/5/29に、静岡市駿河区の広野海浜公園で、熊本地震チャリティーマラソンを行いました。当日はお天気に恵まれ、130人以上の方に参加していただき、15万円以上の義援金が集まりました。
同じような小規模なマラソンイベントが、全国各地でたくさん開催されることを願っています。今回、準備した内容をまとめておきます。
会場
一般公道を走るマラソン大会はハードルが高いです。今回は市が管理する公園内で開催しました。簡単な企画書を提出して許可を貰えば、誰でも利用できます。ただし、安全対策の徹底は言われるでしょう。
今回の会場は、駐車場が200台くらいありました。駐車場がない会場ならば、公共機関を利用したアクセス方法を整理しておく必要があります。
コースが決まると、コース上に配置するボランティアスタッフの人数が分かります。公園の利用許可をもらっても、貸し切りになるわけではありません。他の利用者もいるので、接触事故などが起きないよう、コース上にボランティアスタッフの配置が必要です。
コース誘導用のコーンは、静岡市体育協会から借りました。管轄の体育協会に連絡すると、色々協力してくれるかもしれません。
競技内容
マラソン大会のタイム計測は、チップによる計測がベストですが、100人程度のイベントで利用するには、費用がかさみます。地元の陸連などに問い合わせれば、ハンディータイプのタイム計測器(順番にタイムを記録しておいて、後でゼッケン順位と突き合わせる)を貸してくれるかもしれません。
今回は、チャリティーマラソンということで、タイム計測は行わず、みんなで楽しく走るイベントとしました。
雨天時の対応
警報が出ていない限り、基本的に開催するようにしました。
安全対策
競技中の事故や体調不良は、基本的に自己責任であることは徹底しておきます。水分補給は忘れずに。他の利用者との接触などには十分注意してもらいました。団体スポーツ保険に加入するアイデアもあったのですが、今回は利用しませんでした。
緊急時の、スタッフの携帯電話の番号をリストアップした緊急連絡網は作っておきましょう。近所の警察、消防署、病院へ連絡を入れておくことも忘れずに。
静岡市の観光交流課イベント推進係からAEDをレンタルして会場に置いておきました。看護師やドクターの知り合いがいれば、ボランティアに加わってもらうと安心です(今回はなし)。看護師さんに常駐してもらいたい場合は、静岡県看護協会に派遣してもらうことも可能です(有料)。
経験者に入ってもらう
5年前の東日本大震災チャリティーマラソンを運営をした人に、スタッフに入ってもらいました。細かいことに気がついてくれて、頼りになりました。
イベントを盛り上げるために
今回は、山作戰さんがミニライブを行ってくれました。
ボランティアでプロのMCさんが司会してくれて、イベント中もマイクでランナーに声をかけたりと、イベントらしい雰囲気となりました。
カメラを持っている人にボランティアに入ってもらって、ランナーの姿を写真に撮ってもらいましょう。最後は必ずみんなで全体写真を撮りましょう。イベント後公開すれば、SNSなどで写真を使ってもらえます。口コミで広がっていきます。
募金先
静岡新聞社を通して行いました。紙面に名前と募金額が記載されるので、参加者全員が確認できるからです。
プレスリリース
チャリティーマラソンは、地元の新聞やテレビなどに取り上げてもらいやすいです。プレスリリースを出しておきましょう。知り合いにメディアの中の人がいれば、直接連絡するのも手です。
メディアに取り上げられることで、イベント自体の信用が上がり、参加者の満足度も高くなります。
※思い出したら、随時追記していきます。