静岡にはこれといって有名な観光地はないけど、魚と地酒は美味しいです。静岡は「吟醸王国」といわれ、飲みやすくてキレがあるお酒が多いです。
今年で静岡生活17年目に突入。ガッツリ静岡の地酒に浸かってきました。静岡に来たら飲んでもらいたい地酒をピックアップしてみたいと思います。
あえて磯自慢は外す
静岡といえば、「磯自慢」がプレミアム酒として全国的に有名です。確かに磯自慢は美味しいです。その代わり気軽に飲むにはちょっとお高め。
今回は磯自慢はあえて外して、さらにお手頃で美味しいお酒を紹介しましょう。
・喜久酔 特別純米酒
藤枝市の青島酒造のお酒です。「きくよい」と読みます。これまで一番飲んできたお酒です。
純米酒でありながら、吟醸の風味も持ち合わせています。酒蔵曰く「利益の出ないお酒」だとか。飲みやすい口当たりですが、飲み進めて行くと、お米の甘みの深さも持ちあわせた、一押しのお酒です。
・初亀 純米吟醸酒
藤枝市(旧岡部町)の初亀醸造のお酒です。静岡地酒にハマるきっかけになったお酒。
私は日本酒というと、ワンカップ酒のような風味の酒しか飲んだ事がなかったのですが、初亀純米吟醸は日本酒に対する固定概念を覆してくれました。気持ちよい吟醸香があって飲みやすい風味で、極論的には白ワインに近い感じがしました(実際には全然味は違います)
・開運 特別純米酒
掛川市の土井酒造場のお酒です。静岡を代表する地酒で、まさに静岡の地酒の性質を凝縮したようなお酒です。というのも、静岡県内のお酒で多く利用されている「静岡酵母」は、土井酒造場で発展してきたものだとか。
飲み口よし、キレよし。舌に残るお米の風味。ぜひ、新鮮な魚をツマミに飲んで欲しいです。
・正雪 純米大吟醸
由比の神沢川酒造場のお酒です。最近購入して飲んでみたお酒。純米大吟醸でありながら、値段はお手頃。桜えびを肴に飲みたいお酒です。
・若竹 特別純米酒
島田市の大村屋酒造場のお酒です。飲み口が良くて、ドンドン飲めてしまいます。お値段も安めなので、気軽に飲める、いわゆる「テーブル日本酒」にピッタリのお酒です。
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静岡酵母と南アルプスからの豊富な伏流水で作られる静岡の地酒は、口当たりが良くて飲みやすく、どれも良く似ています。好みが合う方は一杯飲めばハマると思います。静岡に来られた時は、ぜひ試してみて下さい。
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