私の持っているいくつかサイトのGoogleの順位が、年明けからかなり下落していました。
しかし、最近ようやく戻ってきました。
最近Googleが「グーグル爆弾対策」といわれるアルゴリズムを加えたようです。
今回の変動はその影響かもしれません。
SEMサーチ:Google、「グーグル爆弾」対策を実施 – 検索アルゴリズムを改良
SEOブログ:グーグル爆弾の征圧 – リンク構造解析のアルゴリズムを微修正
検索エンジンの変更による変動はこれからもあると思います。
そのたびにびくびくしていたら疲れます。
良い機会ですので、SEOの基本方針をまとめておくことにしました。
各検索エンジンが公開しているガイド:
Yahoo!Japan
サイトの順位を上げるには
「検索エンジンスパム」とは
Google
ウェブマスター向けのガイドライン
MSN
Windows Live help ※Windows Live Search Webmasterを参照
特にgoogleのガイドラインの文章が気になりました。
検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為を行わない。 判断の目安となるのは、ランクを競っているサイトに対して自分が行った対策を説明したときに、何もやましい点がないかどうかです。 その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、 検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
検索エンジンの使命は、「入力したキーワードに対して最適なサイトを表示する」ことではなくて、「入力キーワードに対して、全く無関係なページを絶対に表示しない」だと思うのです。
例えば子供が「ポケットモンスター」と入力して、成人向けのページが表示されてはまずいわけです。
スパムにかなり目を光らせているのは、その為です。
上記引用文によれば、検索エンジンの順位を上げるために行う作業は、スパム行為に当たる可能性があり、「ユーザーにとって役立つかどうか」がポイントだと述べられています。
結局のところ「SEO=ユーザビリティ」に落ち着くのではないでしょうか?
ユーザビリティの観点から、私が思うSEOのポイントを列挙しておきます。
・title文、メタタグ文を適切に記入し、ページの主旨をわかりやすくする
・htmlタグ(Hx,ul,li,strong,pなど)を適切に使用し、論旨をわかりやすくする
・サイト内で迷わないように、わかりやすく構造的なリンクを設置する。サイトマップも設置する
・外部の権威のあるサイトからリンクを貼ってもらうよう、有用なサイトを目指す
・外部の有用なサイト・ページにリンクを貼り、情報の充実を図る
・他に無いオリジナルな情報によるコンテンツを提供する
・常に正確な情報を提供するために、必要に応じてページ内の情報を更新する。
p.s先日のNHK「グーグル革命の衝撃?あなたの人生を”検索”が変える?」を見ましたか?
番組の中のSEO会社のやっていたことって……。
あのやり方では長くは続かないと思います。
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