とことん調べる人だけが夢を実現できる

独立起業して、なんとか生きてこれたのも、インターネットの存在が大きいです。

インターネットで検索すれば、大抵のことはなんとなかなります。昔なら大企業や官公庁でしか調べられないような情報に、一般人でもアクセスできます。個人でも大きなチャレンジができるようになったのです。

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ほとんどのことは誰かがすでにやっている

わからないことやアイデアがあれば、すぐに検索して調べてみることにしています。今はスマートフォンがあるので、外出先でも調べられます。すると、ほとんどの事は解決します。ほとんどのことは、すでに誰かが考え、実践して、知見が得られているのです。

つまり、我々が何かにチャレンジしようとする時は、ゼロから始める必要はありません。まずは、誰かが過去に行った内容を調べて、必要なものをリストアップして揃えて、そこから始めれば良いのです。

富士山の頂上を目指すために、ふもとから登る必要はありません。新五合目まで自動車で登って、そこから歩き始めれば良いのと同じです。

知の高速道路

世界中のあらゆる分野の知見が、インターネット上に蓄積されています。しかも、情報は日々アップデートされています。まさに知の高速道路と呼ばれるものです。誰でもすぐに専門家並の知識を得ることが可能です。

逆に言えば、ものごとを調べる習慣がない人は、あっという間に乗り遅れるということです。グズグズしている間に、ライバルは高速道路に乗ってインターチェンジから出て、目的地へ向かい始めます。スタートが遅れると、インターチェンジで渋滞して、出れなくなってしまいます。

調べれば何でも知ることができる現代では、深い思考よりも、スピードが命です。

アイデアとは組み合わせである

スピードが大切だといっても、みんなが頑張るため、どんなに速くても競争に勝つのは至難の業です。そこで必要なのが、独特のアイデアです。

とはいえ、誰も知らないようなことである必要はありません。よく知られているものを2つ以上組み合わせればよいのです。世の中の斬新な発明の多くは、組み合わせです。スマートフォンだって、電話とパソコンを組み合わせたものです。

まったく関係ないもの同士を結びつけるほど、良いアイデアが生まれると言われています。もし良いアイデアが浮かんだら、検索してみましょう。情報が少なかったら、チャンスがあると言えます。

行動し続ける

机に向かって考えているだけでは、アイデアはできてきません。人と話したり、外出したり、本を読んだりと、なにか行動を起こしている時にアイデアは生まれることが多いです。

失敗した実験結果から、ノーベル賞級の発見が生まれることがあります。失敗からも成功は生まれるのです。行動こそが、アイデアの母なのです。

家でじっとしているくらいなら、何か行動する。そして、ちょっとでも疑問に思ったことは、その場で調べる。自分が動くことで、周りが動き、世界が動く。エキサイティングな時代に生まれて幸せです。

本書は、編集者さんより頂きました。ありがとうございました。

今日のわかった

私も日々の小さな「わかった」の中から、大きなアイデアが生まれることを期待しています。

読書2016
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