2014年にSAJスキー検定1級を受験して、見事玉砕。
あれから4年が経過し、ターンも以前よりは仕上がってきました。そろそろ再チャレンジしてみようかと思っています。
1級のポイントは、基礎パラレルターン小回りにあると思ってます。小回りが仕上がれば、他の種目、大回り、不整地、横滑りのレベルアップにつながります。
1級は伸ばし荷重
10年前の2008年に2級に合格したときは、小回りは曲げ荷重でOKでした。ひざを曲げながら、しっかり荷重したスピードコントロールを求められました。
しかし、1級はスピードが上がるため、さらに力強いエッジングが求められます。曲げ荷重ではなく、膝を伸ばしながら荷重する「伸ばし荷重」が必要です。いわゆる「ベンディング」というやつです。
1級のもう一つの鬼門であるコブ斜面(不整地小回り)も、伸ばし荷重でないと、まともに滑れません。
曲げ荷重と伸ばし荷重は全く逆の動き。2級と1級は真逆の運動なのです。
滑りを根本的に変える必要がありました。
コブ斜面で矯正
ベンディングによる滑りを身につけるには、コブ斜面に入るのがてっとり速いです。
前述のとおり、コブ斜面は伸ばし荷重でないと滑れないからです。コブの底に向かって、膝を伸ばして入っていかないと、吸収する幅が取れないからです。
コブの底で膝を曲げて吸収し、コブの頂点でターンを切り替えて、次のコブの底へ脚を伸ばしていく…。この動作を繰り返します。
コブでの滑りを、そのまま整地で行えば、ほぼ1級のパラレルターン小回りになります。ターンで両足を伸ばしていき、切り替えでは膝を曲げ、低い体勢になります。腰の高さが上下しないようなイメージです。
コブ斜面での練習は、そのまま小回りの練習にもなるのです。
小回りターン動画。
私のクセ
カービングが登場する前の長くて幅の狭い板でスキーを始め、自己流で滑ってきたので、クセがついてしまっています。
ターン時に、外足の膝を深く曲げながら荷重してしまいます。どうやら、スキーのエッジを角付けしてターンしようとして、膝を使いすぎているのです。
普通に考えれば、外足の膝は伸ばして、内足の膝はたたむのが自然です。ところが、外足の膝を深く曲げてしまっているため、外足と内足のスネの角度が揃わず、格好悪く見えてしまいます。動画でもチョコチョコやってます。
コブに入るようになって、だいぶ矯正されてはきています。もっと板の真上から板に乗って、外足を伸ばし、内足をたたむ意識を強くしたいです。
大回り(中回り)動画。
10年前の滑り。下手くそ。これで2級受かったのが信じられない。
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コメント
大変勉強になりました!
今度、私もチャレンジしてみます!