2014/3/23にブランシュたかやまで、SAJスキー検定1級を受験してきました。
結果は不合格。
273/280点と点数的には玉砕でしたが、コブ斜面の種目は70点の合格点をもらえました。
本当は来シーズンにしようと思っていたのですが、勢いで受験してみてよかったです。来シーズンにつながりました。
小回りと大回りは練習不足
この日のブランシュたかやまの検定バーンは、朝からアイスバーンで、昼過ぎの検定でもかなりガリっていました。暴走するのを怖がって、大事に行こうとスピードを落としすぎました。小回りと大回りは全く点が付きませんでした。
いつもどおりスピードを出していったほうが良かった。検定ということで、完全にビビってしまったようです。
よくよく考えると、今シーズンは90%コブ斜面で滑っていました。来シーズンは平地で滑りに磨きをかけていかないとです。
不整地で合格点が出た
今シーズンはずっとコブ斜面の練習をしていて、検定一週間前にようやく転ばずコーズアウトせずに滑れる実感を持てるようになりました。シーズン当初はコブに埋もれていたのを思うと、大きな進歩です。
コブ斜面をなんとか滑れれば、1級受験できると思い、今回思い切ってチャレンジしてみたのです。
不整地の種目は70点の合格点。受験者の多くが端っこの浅いコブで滑っていたのに対して、真ん中の深いコブのラインを滑ってアピールできたのが良かったのかもです。今シーズンすべてをかけてコブ斜面を練習した成果がでたといことで、満足しています。
横滑りは…?
事前講習で、初めて横滑りを滑りました。両足ちょっと開いて、頭をスキーの間の上に置いて、エッジを立てないように斜めに滑っていきます。
指導員からアドバイスを聞いてそれなりに上手く滑れるようになったかなと思ったのですが、点は伸びませんでした。検定員さんに聞いたところ、シュテムターンのように、足を踏み変えてターンをしていたそうです。両足は揃えて同調性を意識しないと、点は出ないとのこと。
その日に習ったばかりのことを、すぐに検定でやろうと思っても無理ですね。
来シーズンの対策
今回は25人受験して2人合格でした。合格者の一人は競技スキーのトップ選手だったので、実質は24人中1人合格ということです。1級はかなり狭き門だと実感しました。2008年にブランシュたかやまで2級を受験した時も、1級合格者は1人/17人でした。
まず、1級の要件を満たす滑りを、スクール等でしっかり習うことから始めます。さすがに独学では厳しいと感じました。
検定を受けるスキー場で練習します。今回ブランシュたかやまは、3年ぶりでした。以前良く滑っていたとはいえ、検定で利用するバーンでしっかり練習しておくことで、本番の検定で攻めていけます。
そして、シーズンのなるべく早いタイミングで受験します。3月は雪面の状態が悪く、ベストの滑りは難しいです。早めに受験できれば、その結果を元に練習し直して、シーズン最後に再チャレンジすることも可能です。今シーズン2回目という受験者さんが多かったです。
早め早めの準備をしていきたいです。
【検定結果】
小回り 67 スラロームコース上部急斜面
大回り 68 スラロームコース上部急斜面
横滑り 68 スラロームコース下部中斜面
不整地 70 エキスパートコース中間 ラインコブ手前
合計 273/280
コメント