「思考=書くこと」と言われるように、ノートに書きながら考える人は多いでしょう。
しかし、イラストを書きながら考える人は少ないはずです。
ものすごいきれいなイラストを書ける必要はありません。丸三角四角の図形の組み合わせの「ラクガキ」で十分です。思考の幅が一気に広がるでしょう。
絵を書いたほうが、アイデアが出る
昔の多くの偉人のメモには、言葉と一緒にイラストが書いてあることが多いと聞いたことがあります。
昔勤めていた会社にいた、キレキレの課長さんも、イラストを良く書いていました。他社の工場に見学に行った時に(カメラはNGなので)、ラインの様子をすぐにイラスト化したり、アイデアをイラスト化することを勧めていました。
人は書きながら思考することが多いです。言葉を書くだけでなく、イラストを入れると更に思考が深まります。文章だけよりもアイデアが具体的になるからです。優秀な人たちは、イラストの力を知っていたのです。
既にあるものを整理するなら、箇条書きはわかりやすいです。しかし文章の箇条書きだけで思考してしまうと、杓子定規なアイデアしか出てこない感じがします。
これからの時代では、箇条書きだけでは役不足です。新しいアイデアを考えるために、イラストを書いて、思考の幅を広げましょう。
人に説明しやすい
言葉だけだと、勘違いが起きやすいです。簡単なイラストを書いて説明すれば、具体的な形が見えるので、より正確に情報を伝えることができます。
プレゼンテーションでは、わかりやすい図表を示すことが勧められています。資料の文字を読むだけのプレゼンはつまらないです。
ブログ記事も、文章の合間に画像を入れると、格段に読みやすくなります。人に説明するためのイラストを、ササッとかけると、役立つことが多いです。
創造力とは人を楽しませる力のこと
自分の実力は、自分のために使っても限定的です。他人のために使うからこそ最大限に発揮されます。他人のために尽くすからこそ、大きなビジネスや活動になるのです。
しかし、人はどうしても「自分が、俺が! 私が!!」になってしまいます。自分だけに与えて欲しいと願います。与えて欲しい人の周りには、与えて欲しい人が集まってきてしまいます。
絵心がないと、イラストを諦めてしまうのはもったいないです。簡単なイラストを書くことで、新しいアイデアを育てたり、他の人に分かりやすく説明して、多くの人にアイデア届けることができます。
多くの人が、自分の思考に限界を感じているはずです。ラクガキノート術を学んでみてはいかがでしょうか。
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