「楽」という言葉が大好きです。
「楽」には、人生において大切なことが含まれています。「楽しい」と「楽する」という二つの意味があります。
楽しい→楽するサイクルをまわす
「楽する」ことは、仕事の上で大切です。同じ労力で、2倍3倍の仕事ができるようになれば、周りから評価されて、お給料も上がります。自分の仕事をもっと合理化できないかを、常に意識する必要があります。
しかし、楽すること=合理化は、ものごとを標準化する方向に向かうため、誰でも真似できるようになります。IT社会では情報は一気に広まります。合理化だけを進めてしまうと、差別化ができなくなってしまうのです。
「楽しい」ことを仕事にすると、大きな成果を上げやすくなります。好きなことは高い集中力で取り組むことができます。好きこそ物の上手なれのことわざの通りです。
仕事を「楽しく」できることは、差別化につながります。楽しさは、情熱、エネルギー、新しいアイデアを生み出します。
楽しさで仕事を生み出し、楽して合理化していく。楽しい→楽するサイクルを回し続けることで、大きな成果を得られるのです。
「楽しい」で一気に成長する
これからは「楽しい」と思えることが大切になってくるでしょう。
ダイエットのために走っている人よりも、純粋に走ることが好きで楽しいから走っている人の方がジョギングの習慣がつきやすく、タイムが伸びやすいのと同じです。
楽しいことは、見返りを期待せずに取り組めます。しがらみが少なく、集中力が高まり、膨大なエネルギーを苦もなく注ぎ込めるため、一気に成長しやすいのです。
好きなことが新しいビジネスになる
楽しいことを仕事にしたいと思っている人は多いはずです。しかし、多くの人が楽しくない仕事をしているのが現実でしょう。
現状はなかなか変えられないのは、仕方がありません。まずは楽しいと感じることを大切にする意識を持つことから始めましょう。趣味や遊び、勉強、ボランティアなど、仕事以外のことでも構いません。自分が心から楽しいと感じることを、意識的に時間を作って、しっかり楽しんでください。
好きなことの道を極めていくと、知識や人脈も増えていきます。ブログやSNSを利用して情報をネット上に公開していくと、同じ興味を持っている人が集まってきます。近所には同じ趣味を持っている人が数人しかいなくても、全国・全世界なら何千、何万の規模となり、新しいビジネスにつながる可能性があるのです。
ITが普及した現代では、好きなことをビジネスにできるインフラが整ってきています。三度の飯より集中して取り組めるものを、人生の中で探していきましょう。
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