今月末からプレミアムフライデーがスタートしました。買い物や飲食、旅行による消費の活性への狙いがクローズアップされていますが、給料は時間分減るわけですから、消費の活性は限定的でしょう。
むしろ我々が狙うべきは、週末の半日を「新しい働き方」の検討や調査の時間として有効活用することです。
「働き方革命」では、副業が推進されています。プレミアムフライデーで、時間とお金を「浪費」するか、将来に向けての「投資」をするか。こういうところで、格差はどんどん広がっていくのです。
本来ならば存在しない自由時間と意識する
15時に退社するということは、普段は19時頃に退社している人にとっては約4時間の自由な時間が増えるということです。
本来ならこの自由時間は存在しません。4時間という時間は、就業時間で言うと半日です。半日あれば、多くのことを実施できます。
これからは、月末に必ず半日の自由時間がやってきます。運良く頂けた時間と割り切って、うまく活用しましょう。
20%ルールを実施する
15時に帰宅して、いきなり飲食店で飲み始めるのは効率が悪いです。いつも20時から飲んでいるのであれば、それまで我慢して、4時間をもっと有意義に使いましょう。
Googleは就業時間の20%を、主業務以外の自分が取り組みたいプロジェクトに当てられるという「20%ルール」を採用して、多くのサービスを生み出しました。
プレミアムフライデーを、この「20%ルール」のように考えてみてはどうでしょう。さすがに月に4時間程度では20%には届きませんが、まとまった時間です。主業務以外の自分がやりたいことについて、じっくり考えたり、調べたりするにはちょうど良い時間です。
もし、ひらめきや進展があれば、土日も引き続き検討できます。
新たなビジネスを模索する
プレミアムフライデーは、政府が推進する「働き方革命」の一貫として行われます。働き方革命のもう一端を担う動きとして「副業の推進」があります。
副業を解禁して、勤務する会社の仕事以外にも実力を発揮してもらうことで、経済を活性化させるのが狙いでしょう。
プレミアムフライデーで、飲食や旅行業の消費活性を狙うのも良いですが、むしろ、新たビジネスを考えて実行する時間として活用したほうが、良い結果に結びつくように感じます。
関連する書籍を2-3冊買い込んで、読書をしながら地方の温泉宿に向かって、将来の新たな働き方、活動の仕方に想いを巡らすのも良さそうです。
予定がなければ、読書がお勧めです。
せっかくのプレミアムフライデー。有効に活用するのもしないのも、あなた次第です。
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