Haier Share Your Ideas / nan palmero
忙しいときって、やりたいアイデアがたくさん浮かんできて「ああ、もっと時間があったらなあ」とか、つい嘆いてしまいますよね。
ところが、忙しさも過ぎて、時間が確保できるようになってみると、やる気が消えてしまって、なんとなく毎日が過ぎていってしまうことってありませんか?
妻のハイリスク妊娠により、6月の初めから8月の終わりまで、毎日育児や家事に追われていました。仕事をする時間といえば、朝4時-7時と、子供が昼寝をする時間だけでした。
そんな過酷な状況下でも、振り返ってみると、意外と色々やっていたんですよね。ブログパーツ「ヨメレバ」「カエレバ」は、この時期にリリースしたサービスです。ミニサイトもひとつ立ち上げました。
息子を保育園に入れた9月以降というと、特に目新しい新しいサービスやサイトを立ち上げてはいません。テスト的に公開したものはありますが、まだ形になっていない状況です。
つまり、
「使える時間がいきなり増えて、色々なことに手を出しすぎて、結局なにも形にできなかった」
ということです。
Ideas Board I / The Man in Blue
制限されたほうが、人は能力を発揮する
育児・家事に忙しかったとはいっても、移動中や洗濯物を干しているときなどは、仕事のことを考えることができました。細切れ時間を利用した思考の方が、ダラダラ考えるよりもアイデアがまとまりやすい気がします。
別のことをしていたほうが、インスピレーションが得られやすいのです。おそらく、脳が活性化しているのだと思います。
無駄なことはできない一心が、良いアイデアだけを選択して、思考を洗練させているのかもしれません。
「仕事は、暇そうなヤツよりも、忙しく仕事をしているやつにどんどん任せたほうが、上手く回る」という話を聞いたことがあります。そのとおりだなと思います。
忙しいときこそ、新しいアイデアを形にできるチャンスと肝に銘じて、もうすこし自分に制限をかけて、もっと自分を引き出していきたいです。
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