久しくとも吉の記事を書いていないことに気がつきました。
この暑い夏の中でも、元気にすくすくと成長しています。
理由は後日改めてアップしますが、実は彼はいま、保育園に通っています。
8月のお盆前くらいから慣らし保育を始めて、8月末にようやく朝から夕方まで預けられるようになりました。
月曜日から金曜日まで、初めて連続5日間保育を終えた次の日の土曜に、大変な事態が発生しました。
それは…。
発熱、そしてけいれん
保育園が休みの土曜日の昼間から、40度くらいの高熱をだしてしまいました。保育園の疲れがでたのでしょう。
そして、夕方に突然、けいれんを起こしました。
けいれんというもの初めて見たので、完全にテンパりました。体はピンと硬直して背中を反って震えていて、白目を向いていましたから。
「脳や体に致命傷を負ったのではないか?」
必死に氷で体を冷やしながら、市立病院の救急に駆け込みまして、CTや血液検査を受けた結果、「熱性けいれん」という診断がでました。小さい子供にはよくある症状で、ほとんどの子は一生に一回しかならないとか。
熱が下がったら…
ちょっと安心したのもつかの間、さらに高熱は続き、熱が下がったのは、5日目の水曜日の朝でした。
ところが、とも吉が自力で歩けないことが判明しました。立っているだけでも、フラフラしていました。目もとろーんとして、生気がありません。
医者いわく、「長い時間高熱で寝込んでいたので、体へのダメージは大きかったはず。1週間くらいは様子をみて、それでもおかしいと思ったら、また受診してください」とのこと。
ネットで調べると、まあ、色々な病名が書いてあって…。同じような症状の子は歩けるようになるまで一ヶ月かかったとか…、とにかく心配でした。
次の週末には復活
ところが、その後のとも吉のリカバリーは、すごかった。まず食欲が復活し、ちょっとづつ歩き始めて、表情が戻ってきました。
熱が下がった次の日に、全身に湿疹がでました。医者に連絡したら、突発疹だろうということ。ウィルス性の病気で、特に痛みやかゆみがあるわけではなく、高熱とセットで発症するので心配はないとのこと。高熱の原因がわかって何よりでした。
外への散歩もアピールし始めて、ちょっとフラツキが残るものの、月曜日からは、1週間休んだ保育園に通い始めました。発熱後10日目でした。
本当によかったなと、つくづく思いました。
ネット情報の真偽
今回のけいれん・発熱にあたっては、我々もネットでかなり調べました。まあ、色々なことが書いてありました。必要以上に危険をあおる記事もありました。
それでも、色々な情報に当たることで、次第に不安が軽減されてきました。特に、同じ症状だった子の様子を紹介したブログは、とても参考になりました。
命にかかわる医療関連のネタを、個人のブログにアップしてよいのか?という議論はありますが、我々にとっては、すごく助かりました。
今回のとも吉の症状については、私も毎日メモをとっていました。今後、同じような症状のお子様と親御さんのために、メモをこのブログで公開したいと思います。何かの役にたてれば幸いです。
※あくまで、素人の我々が見たり聞いたことに関するメモです。真偽については保証できませんので、ご注意ください。
メモ
8/28(土)
とも吉は久しぶりに保育園はお休み。この週は、初めて5日間連続朝-夕のフルタイムで預かってもらった。
この日は朝から公園で水浴び。暑い日だった。水浴びはすぐに飽きてしまい、とも吉は水着のまま、ブランコなどの遊具で遊んでいた。45分ほど遊んだあと、スーパーや図書館に寄ったりして、2時間くらいで帰宅。途中飲む水がなくなってしまった。
午後から発熱した。保育園疲れが出たのかもしれないと思った。そして、17:45ぐらいに、けいれんを起こした。
全身が硬直して白目をむいていた。とも吉の体はすごく熱かった。おそらく40度以上はあっただろう。
夫婦で完全にテンパってしまい、車で救急へむかった。道路は帰宅ラッシュで混みぎみで、ふと「救急車を呼ぶという手もあったね」という会話。移動中に、もうろうとしながらも、意識が戻ってきた。18時すぎに市立病院の救急にかけこんだ。
トリアージにより、優先して診察を受けることできた。医者からは、「けいれん何分くらい続いた」「手足の様子は」「白目のとき、目はどちらに向いていた」など、当時の状況をきかれたが、まったく覚えてない。
後から解かったことだが、けいれんを起こしたときは、時間や様子をよく観察しておくと、原因を特定しやすいとのこと。
ナトリウム水の点滴を受けながら、頭部のCTと、血液検査を行った。
検査の結果は特に異常なし。多少脱水の気はあるとのこと。今後の経過観察は入院と帰宅療養の両方を選べたが、病院は近いため、帰宅を選んだ。
ダイアップ座薬を入れてもらい、熱が下がらなければ、8時間後にもう一本いれるようにと言われた。結局、熱が下がらないため、明け方にもう一本入れた
8/29(日)
朝起きたら、熱は多少下がっていた。
とも吉はいつもどおりにベッドから自分で降りて、居間まで歩いてきたが、ちょっと様子がおかしい。ふらついている。とも吉自身も変だと思っているようだった。
午後からは熱が上昇し、寝込み始める。39度後半。アイスノンを利用して、クーリング。嫌がるけど、寝付くのは頭がアイスノンの上にあるとき。冷たくて気持ちよいのかな。かなり苦しいのだろう。肩で息をする感じがあった。
8/30(月)
37℃台まで熱が下がった。目がとろーんとしていて、上半身がふらついている。
午前中に通院。のどにぶつぶつができかかっているそう。ウィルス性なので、薬は処方されず、このまま様子見ということに。
午後から再び高熱。苦しそうだ。しきりに指を口の奥に入れようとする。のどが痛いのだろう。
8/31(火)
朝から高熱は続く。4日目ということで心配になり、市立病院に電話で病状を説明し、再び通院した。
医者いわく、40度を超える高熱だからといって心配はないとのこと。のどの薬と整腸剤(ちょっと下痢気味)細菌感染防止のための抗生物質をもらった。夕方から熱が下がリ始めた。
9/1(水)
朝は平熱。ふらついて自分で立てないし、歩けない。目もとろーんとしている。
午前中に通院。流行の風邪だということ。ふらつきと、歩けないことを訴えたが、医者の前に立たせたら、ギャン泣きして走って逃げたww 緊急時なら走れるのか!
高熱が続いたので、力が抜けてしまったとのこと。一週間くらいは様子見が必要で、よくならないようだったら、また来てくださいとのこと。
午後はずっと昼寝。
夕食の時、自分で立ち上がってイスまで歩いた。
意欲の問題か?
相変わらず、目はとろーんとしている。
19:00ころに就寝。朝まで泥のように寝た。
9/2(木)
朝は元気にちょっとだけど歩いた。朝食を食べたら、すぐに昼寝。
午後は妻の病院の付き添いで、ずっと車&ベビーカーで移動。病院内のおもちゃで遊びたいけど、うまく歩けないためか、ちょっと遊んだあとは機嫌が悪くなった。
夕食の際は、自分でイスの上によじ登った。このとき、この子は次第に良くなっていくと確信した。
おなかや顔に湿疹が出始めて、どんどん広がっていった。どうやら、突発性湿疹だったようだ。
9/3(金)
だいぶ歩くようになってきた。お出かけしたいらしくて、アピールしてくる。一緒にスーパーに買物にいった。
病院に湿疹の件を問い合わせしたら、突発性湿疹の可能性が高いとのこと。熱や吐き気といった症状はまったくないため、通院は不要で様子をみてくださいとの話で、ちょっと安心。
昼寝は12:00-14:00と短め。
夕方にお出かけアピールが始まったで、ベビーカーで家の周りを一周。公園では、自分から降りて、ふらつきながらも歩いて砂場へ。回復度は50%くらいかな
9/4(土)
とろーんとした感じは、大分なくなってきた。けど、表情自体はさえない。夕方公園に遊びにいったら、砂地の上で2回くらいしりもちをついた。運動能力は60%くらいかな
9/5(日)
表情がかなり明るくなって、笑顔が増えてきた。運動能力の方も、まだちょっとふらつく場面があるものの、80%くらいの回復。公園のすべり台を逆に登ってた。
支援センターにいったら、他の子のところによって、愛想を振りまいている。遊び方が変わってきた。保育園の効果かな
9/6(月)
保育園再開。大事をみて、昼食後にお迎えにいった。
9/7(火)
保育園へ。通常通り、朝から夕方まで。
そして…
その後は体調は戻ったものの、歩きにふらつきが残っているためか、機嫌が悪い日が続きました。
熱を出すまえの状態に完全に戻ったなと感じたのは、9/10(金)の夕方ですね。熱が下がってから10日目のことでした。
コメント
はじめまして。
お子さんが無事復活されて良かったですね。
困ったときに個人ブログの体験談が参考になるというのは同意です。対処法だけじゃなく、精神的に支えられます。
ともかくお疲れ様でした。
>>fukuさん
コメントありがとうございました。
同じような境遇を経験された方の記事は、本当に参考になりますよね。
うちの子もまるっきり同じ症状でした。
ふらついていたので、調べていて、このブログにたどり着きました。
とても参考になりました。ありがとうございます。
私も、子育てで経験した事、書こうかな~?
今現在、1歳の息子が痙攣を何度かして入院していて、熱もまだ下がっておらず、(発熱4日目)目もとろんとし、ハイハイもままならない状態なのに明日熱がなかったら退院していいよと言われとても不安になっておりました。私は離島に住んでいて、ヘリで本土へ搬送され、退院したらフェリーの長旅が待っています。そして受診できる病院がないので不安で仕方ありませんでしたが、このブログを読んで少し安心しました。ありがとうございます。