マニフェスト選挙って、どう考えても無理がありますよね。
「子ども手当」は賛成だけど、「高速道路無料化」は反対の人は、どの政党に投票すれば良いのでしょうか?誰か教えてくださいw
政権交代 / shibuya246
口先の方便
「あれをやります。これもやります」と、マニフェストを宣言することは誰でもできます。
本当に実行するために必要な、実力の有無は問われません。すごく危険だと思いませんか?
最近は政党色が強くて、「こんな人が…?」という議員さんも出ていきています。もう限界です。
Election / marahami
何を目指すかではなく、「誰をバスに乗せるか」
ビジョナリー・カンパニー 2 – 飛躍の法則という書籍があります。成功する企業活動の進め方を徹底的に調べ上げたベストセラーです。この本によれば、ます重要なことは「誰をバスに乗せるか」つまり、誰にやらせるかが重要なのだそうです。
最初に人を選び、その後に目標を選ばせるのです。
目標を最初に決めてしまうと、上手くいかないことが多いのだとか。これって、まさにマニフェスト選挙のことでは…orz
政治も同様です。熱意のある優秀な人たちに議員になってもらい、彼らが徹底的に検討した政策を実施すれば、一番良い方向に向かっていくことは、必然ですよね。
Lauren fixes a sign – US Election Day 2008 / whiteafrican
公約ではなく「人」で選ぶ
我々は政治家を「公約」ではなくて、「人」で選ぶべきだと思います。
時間が経って状況が変わると、公約は意味が無くなる場合があります。
マニフェストに縛られず、その時々の状況にあわせて、柔軟なかじ取りをしてもらった方が、絶対に良いはずです。
しかし、会ったことも話したことも無い立候補者の中から、どうやって立候補者の人柄や実力を見分ければ良いのでしょう??
私は「ブログ」の存在感が、これからは増してくると考えています。
更新を続けているブログには、書き手の人柄や実力がにじみ出てきます。これは誤魔化しようがありません。
ブログを読んでからブログの書き手さんとお会いすると、初めて会った気がしないことってありますよね。
共通の趣味や考え方などを発見すると、読み手はブログの書き手に対してどんどん親近感を覚えていきます。
自分の頭を手をつかって日々アップするブログで、人々を惹きつけることができれば、その人はきっと政治でも実力を発揮できるはすです。
ゴーストライターなどにお願いして記事をアップしてもらう場合もあるかと思いますが。こういうブログはまず人気が出ないでしょう。
読み手はすぐに「自分で書いてないな」と敏感に感じます。口パクしている歌手と同じです。
人は人を何で評価するか
自分と共通するところがある人を、「あ、この人は良い人だな」と思う傾向があります。
たとえば、登山をする人は、「山を登る人に悪い人はいない」と思っているでしょう。
自分が美味しいと思っていたレストランを、「私も美味しいと思う」と言ってくれる人は、より近い存在になるはずです。
ブログで自分の趣味や考え方を公開していけば、共感してくれる人が必ず居るはずです。
コメント
2大政党制がそもそも無理あるような。
一つの社会問題の議論だけで済むのであれば、2大政党制もアリかもしれないですけどね。
これだけ複雑な社会情勢になってくると、政党の存在すら邪魔かも、
同感。
人をちゃんと見ることができるようになれば、政党の存在は邪魔になりそうですね。
フォルダ整理だったメールが、gmailのようなタグ整理で便利になったように、政党整理から、政策・思想タグづけでもできればわかりやすいかも?