私は昔から塩辛が大好物だ。しかも今住んでいるのは、静岡県の海の近く。
近所で普通に売っている塩辛のレベルも高く、塩辛には少々うるさい。
さて、激辛塩辛のお味は…。
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そもそも、いかの塩辛を辛くする必要があるのか?という疑問もある。
私はある有名な激辛食材の話を思い出した。「キムチ」の話だ。
キムチというのは、確かに辛い。しかし、ただ辛いだけではなくて、味に深みのある辛さなのだ。ただ辛いだけでは、とても食べられるものではないだろう。
キムチに味わいのある辛さを与えている材料とは、なんだろうか?
そう…、それが「塩辛」などの、海産物系を漬けたものなのだ。
韓国の本場キムチには、隠し味として塩辛や魚醤(ナンプラーなど)が、必ず入っている。
よって、うまみ成分が豊富な塩辛に辛味を加える事は、辛さを味わう方法としては究極の手法であるという事が、素人の私にもすぐに理解できた。
丸金商店さんのいかの塩辛の魅力は、美味い「辛さ」なのだ。
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ご飯を炊いて、塩辛を食べてみた。
うん…、美味い!
島唐辛子の辛さに、塩辛のうまみが奥行きを与えている感じだ。いくらでもご飯が進む。
しかも、イカ自体がすごく美味しい。普通の塩辛のイカは、柔らかくなっている感がある。しかし、丸金商店の塩辛は、イカの刺身をそのまま入れたみたいに、プリプリしている。
あっという間に一合を平らげてしまった。
炊きたてのご飯と、辛口塩辛は、最高の組み合わせだ♪
次に試したのが、「お酒」
塩辛に一番合うお酒は、「日本酒」と断言できる。
塩辛を一口つまんで、日本酒をぐいっと…。
やっぱりちょっと辛いか!
でも、美味しい♪ ただ辛いだけなら、普通は日本酒とは合わないのに、このうま辛はいける。
難点は、酒が進みすぎて、必ず撃沈することだ(^^;)
この夏、食欲が無いときでも、この塩辛があれば食欲が増進するはず。
ぜひ一度、お試しあれ。
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