知り合いの酒屋さんの計らいで、杉井酒造さんの酒蔵見学をさせて頂きました。
杉井酒造さんは、地酒「杉錦」を製造している、静岡の酒蔵さんです。
外観はまさに「田舎の酒蔵さん」という感じでした。
まずは酒米の見学から。
かなり精米されたお米です。これは吟醸酒の仕込み用です。
酒作りには、山田錦といったお酒用の米を利用します。
普通の食用米と違って、麹の菌糸が米の中にゆっくり入るため、良い麹ができるそうです。
普通の食用米も、一般酒などには利用されているとか。
米麹を作る部屋です。
麹菌を繁殖させるため、部屋に暖房が入っています。
麹菌は、お米のでんぷんを、糖に変えます。
発酵タンクです。
ここで米麹に酵母を入れて、アルコール醸造をします。
タンクの上から発酵の様子を見せてもらいました。
ものすごい勢いで、表面に泡が出ています。酵母が糖をえさにしてアルコールを作っているのです。
タンクの中は炭酸ガスで充満しているため、タンクに落ちたらかなり危険だとか……。早く降りよう。
発酵のl終了後、布袋に入れてゆっくり絞っていきます。
この絞りたてのお酒を飲ませて頂きました。
「ばかうま!」
お代わりしちゃいました。
風味豊で本当に美味しいです。
通常の日本酒は「火入れ」といって、一度加熱するので、風味が飛んでしまうらしいのです。
このまま売ればいいのにと思いましたが、火入れしないと、お酒の味がどんどん変わってしまうとか。
つづく。
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