物を売って商売しようとしても、売れる商品を自分で作るのは難しい作業です。
多くの人が家庭菜園を経験したことがあるでしょう。野菜は意外と簡単に作れます。
家庭菜園から始めて、規模の大きい農業へステップアップしていく流れを本書から学ぶことができます。
どこで売るかが重要
農業で収入を得るためには、野菜の作り方よりも、「どこで野菜を売るか」のほうが重要です。
野菜を作るためのノウハウや知識は、いくらでも勉強することができます。商売をする以上は「セールス」が重要です。野菜のセールスについては、未知数な部分が多いです。
農協を通さなくても、フリーマーケットや無人販売、ネットショップ、レストランやスーパーとの直接取引など、野菜を売る方法は色々考えられます。
最初は趣味レベルで始めるにしても、将来の収益化を意識しながらのほうが、情報やチャンスを得やすいと思います。
インターネットの活用
私だったら「金持ち農家への道」のようなブログ・サイトを立ち上げて、野菜の栽培の様子を記事にしてポストしていきます。
栽培日誌にもなりますし、読者さんと野菜つくりのコツやノウハウを情報交換できます。
長期間、定期的に運営したサイトやブログは、検索エンジンに評価されやすいため、将来的に野菜をネット販売する際に、必ず役立ちます。ネットは絶対に活用したほうが良いでしょう。
ステップアップして副業へ
副業というのは、片手間でできないと回りません。平日は普通に仕事をしているのですから、負荷が大きいと続かないのです。
野菜作りは一度植えてしまえば、あとは水やりなど定期的なお世話をすれば、勝手に育っていくので、副業に向いています。
とはいえ、いきなり広い畑を借りて始めるのではなく、まずは小さな畑から少ない投資で始めたほうよいでしょう。小さい規模から、ステップアップしていくのが、副業の王道です。いきなり大きな投資をして失敗すると取り返せません。
まずはひと通り育ててみて、土地に合った、育てやすくて美味しい野菜を見極ると同時に、販路もつくりながら、スケールアップしていくのです。
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本書には、ベランダ菜園の方法から紹介されています。家庭菜園は、ビジネスへの可能性も学んでおくと、よりエキサイティングになりますよ。
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