最近、ジョギングの後にお尻の筋肉が痛くなります。激痛ではなくて、筋肉痛というか、おしりに疲れがたまっているような感じです。
調べてみると、決して悪いことでもなさそうです。しかし、注意が必要です。
おしりの筋肉を使って走る
フルマラソン以上のレースでタイムを狙うには、ふくらはぎの筋肉を使って走ってはいけません。ふくらはぎの筋肉は小さいため、あっという間に疲弊して、痙攣などの症状が出てしまいます。いわゆる30kmの壁の原因の一つです。
長距離は、おしりや太腿の大きな筋肉を利用したほうが、効率的に走れます。
私も過去にふくらはぎの痙攣に悩まされ、ようやく行き着いたフォームが「股関節の運動を意識する走り」です。太腿を高く上げることで、前に進む走法です。
半年前くらいから意識していて、3月の静岡マラソンではベストタイム。4月の富士五湖ウルトラ100kmも完走しました。
そして、走り終わった後に、脚に余力が残っていたのです。以前は両脚が痙攣して倒れていたのに比べると、劇的な変化です。
しかし、股関節による走りをさらに意識するようになって、ジョギング後におしりに疲れがたまるようになってきてしまいました。
お尻の痛みの対策
今まで使っていなかった筋肉を利用して走っているので、筋力不足はあると思います。このまま走っていれば、次第に筋肉が強化されて、筋肉痛はなくなる可能性は十分あります。
一つ気になるのは、お尻の痛みは「坐骨神経痛」への発展があることです。おしりの筋肉が神経を刺激して、脚の先のほうまで痛みがでて、走れなくなってしまうとか。怖いです。
対策としては、テレビを見ながら、テニスボールをお尻の下に入れて、グリグリしてマッサージをしたり、おしりの筋肉をストレッチをしています。
私は前屈で床に手が届かないくらい体が硬いです。腿の裏の筋肉が硬いと、坐骨神経痛になりやすいそうです。また、腿を上げて走る際に、ブレーキになってしまいそうです。前屈のストレッチをして、もう少し体を柔らかくしたいです。
こちらの方法を参考に前屈ストレッチをしています。お尻と腿の裏の筋肉が伸びますよ。