最近話題になっているnote。「コンテンツを販売できる」という、他のメディアには無いメリットがあります。
どんなコンテンツに需要があるのか、売るには何が必要かを、まとめました。
noteの売りは「販売」機能
まずは、noteの機能を簡単にまとめます。
noteで公開できるコンテンツの種類は5つです。
- トーク Twitterのツイートのようなもの
- イメージ 画像を複数まとめてポストできる
- テキスト ブログのような長文をポストできる。ハイパーリンクや、他のコンテンツの埋め込み、文字の装飾(太字)などができる
- サウンド 音声ファイル(MP3、AAC)をポストできる
- ムービー Youtubeとvimeoの動画をポストできる
そして、
- コンテンツをまとめられるマガジン機能。
- noteの特色となっている「販売」機能
があります。
「テキスト」と「マガジン」は金額を設定して販売できます。有料テキストを、有料マガジンの中に入れると、有料マガジンの料金を払えば、読めるようになります。もちろん個別販売もできます。
ぶっちゃけ、コンテンツ作成については、noteでできることは、ソーシャルメディアとブログでも、できてしまいます。よってnoteの現時点での最大の魅力は「販売できる」ことだと考えています。
instagramの「綺麗なものへの執着」のような、わかりやすい場の力が、noteにはまだ無いように感じます。
noteで注目されるには、noteだけで頑張っても限定的
芸能人のように、note以外で知名度があれば、有料コンテンツを売るのは、難しくないでしょう。ちょっとしたエッセイなどでも、ファンは買いたいからです。
盛り上がっているといっても、noteのユーザー数は、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアより少ないです。しかも今は「コンテンツを売りたい人」がワイワイ集まってきている状態です。同業者だらけで、お客さんがいない見本市みたいな感じですね。
note内だけではなく、他からも集客してnoteに引っ張ってくる方が、効率的だと思います。とはいえ、現在のnoteユーザー層に刺さるコンテンツを提供できれば、一点突破できる可能性もあります。
noteで売れるコンテンツ案
一般人でも、noteで売りやすいコンテンツは、ズバリ「ノウハウ」だと考えています。
小説やポエム、写真集のようなコンテンツは、note以外ですでに知名度やブランドがある人でないと、厳しいと思います。
トラブルの解決体験談
借金、病気、事故などの大きなトラブルに遭遇して、解決するまでの流れをコンテンツ化して販売します。ニッチであるほど、情報が少ないので、お金を出してでも読みたいはずです。同じトラブルに直面している人には刺さるコンテンツになります。
地元民ならではの、お勧めスポット集
地方に住んでいる人が、出張や旅行で来た人のために、地元住民しか知らないようなお店やスポットを5-10箇所パッケージング化して販売する。情報を一から探すのは大変なので、100円で販売すれば、買う人はいると思います。
ブログには書けない超お気に入りスポット
ネットで広まってしまうと確実に混んでしまい、自分が楽しめなくなるので、あえて公開せず、内緒にしている場所ってありませんか? そんな超お気に入りの場所を紹介する記事を販売する。熱が入ったコンテンツなら、売れるはず。
自作のプログラムコード
完全に自作のプログラムコードを、ただ公開してしまうのは惜しいので、noteで販売してしまうという案。ブログではコードのキャプチャを紹介しておいて、テキストが欲しい人は、noteで公開。というのもアリかなと思います。
過去に新聞や雑誌へ書いたコラム
過去に新聞や雑誌にコラムなどを執筆したことがあれば、その原稿をnoteで販売する。出版社のチェックが入っているので、信用があります。念のため、掲載先に了承をとっておきましょう。
note初心者向けのnoteマニュアル
noteには、noteを活用したい人がたくさんいるので、noteのマニュアルは需要があります。「ゴールドラッシュではツルハシを売れ」ってやつです。おそらく、このコンテンツが一番需要があるはずです。
メルマガのバックナンバー
メールマガジンを運営している人は、バックナンバーをnoteで販売するのも手かなと。テレビ番組を見忘れた人のために、各テレビ局がオンデマンドで有料配信しているのと似た仕組みです。後日メルマガを購読した人が、以前の配信も読みたいという需要もありそうです。
わかったブログもnoteで販売します!
ということで、わかったブログでもnoteで有料コンテンツの販売を開始しました。
先日、2/15にメルマガEdge Rankに寄稿させていただいた文章を、noteで販売します。100円です。Edge Rankの関係者には了承を得ています。
当ブログにポストしようとしていた記事が元になっています。私のブログの根本に関わる部分に触れています。ちょっと気恥ずかしい内容だったので、ブログにポストするのを躊躇していたのですが、今回Edge Rankさんからお話を頂き、寄稿させていただきました。メルマガは公開範囲が限定的なので、ちょうど良かったです。
今回、同じ時期のnoteの活用方法について考えていて、上記の通り「メルマガのバックナンバーはどうか?」と思いつき、販売してみることにしました。
興味のある方はぜひ読んでみてください。
コメント
かん吉さんのおっしゃるとおりです。
ゴールドラッシュに群がったのはいいものの、結局自分の実には何にもなっていないという…。
しまいにはお互いいがみ合うようになって、足を引っぱり合うようになって、悪口大会が始まって、閉鎖的になって、排他的になって、そして最後には崩壊する…。
どこの集団でも起こるようなことが早くも展開しはじめています。
そうなのですか。私は状況をよく存じ上げませんが、上手く見切っていくことも、必要だと思います。