Googleではなく、人へ言葉をとどける

先日参加したイベント「オープンカンファレンスVol.1」のレビュー記事をポストしたところ、反応が良かったということで褒められました。

【この記事】スマート砲の威力は? SmartNewsに個人ブログの記事が流れ始めている

ソーシャル反応数(リツイート+いいね+はてブ数を合計)でランキングにしたところ、上位に大手メディアが並ぶ中に、個人ブログである、わかったブログの記事が3位に食い込んだということです。

アジャイルメディアの徳力さんと、ネタフルのコグレさん「タイトルが良かった」とコメントして頂きました。ありがたいです。

お二人のコメントは、オープンカンファレンスVol.2の中で頂きました。私は参加できませんでしたが、Youtubeに動画がアップされていたので、後日見ることができました(地方人にとっては本当に助かります)

1:49:45くらいから、わかったブログの紹介が始まります。

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Googleボットしか読んでくれない記事

私の妻から言われたことがあります。

「ブログ記事のタイトルに、自分の知らない商品名やブランド名が入ってると、スルーしちゃうわ」

SEOが上手くはまれば、商品名の検索からの流入が期待できます。しかし、検索上位に上がれなければゼロです。ソーシャルに流しても、自分が知らない商品の記事を読む人は少ないです。

今回の場合「オープンカンファレンスに参加してきました」のようなタイトルをつけてしまうと、オープンカンファレンスを知らない人にスルーされてしまいます。

「オープンカンファレンス」というキーワード自体、集客力の弱いワードであると感覚的にわかるでしょう。キーワードプランナーによると、月間検索ボリュームは40件です。

時間をかけてイベントに参加して、レビュー記事を書いても、Googleボットしか読んでくれない。私なら残念な気分になります。

読み手の期待感を上げていく

レビュー記事のタイトルは、商品名ではなく、商品を手に入れた後に待っている楽しくて快適な生活をイメージできる平易な言葉を使った方が良いと考えています。

今回のイベントレビュー記事のタイトル「スマート砲の威力は? SmartNewsに個人ブログの記事が流れ始めている」は、スマート砲というキャッチーな言葉を全面に出して、SmartNews掲載によるブログアクセスアップへの期待感を表現しました。

ターゲットはブロガーさんです。ブロガーさんはみんなアクセスが欲しいですよね。SmartNewsに自分の記事が流れたら、嬉しいですよね。

今回、ソーシャルメディアからまったく反応がなかった記事もあったとのこと。もちろん、ソーシャルバズがすべてではないです。多くのリピーターを抱えていて、あえてソーシャルに流す必要がなかっったのかもしれません。しかし、もったいないです。

特に、今回のイベントのメインがレビューズ」のお披露目であったことを考えたら、参加者は主催者の意図を感じた上で、もっと工夫すべきところはあったのかな?と思いました。

Googleの重力から脱出しよう

集客の手段が検索エンジンしかなかった時代なら、キーワードによるタイトル付けが有効でした。しかし、ソーシャルメディアがある現在では、必ずしも有効ではありません。

競争が激しいキーワードによるSEOよりも、あえてキーワードを外した方が、ソーシャルでバズった上に、ロングテールで検索からのアクセスを拾えることもあります。

Googleの重力に縛られず、柔軟で自由な発想でチャレンジできることが、これからは重要になってくるはずです。

【参考】

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