お前のものは俺のもの。俺のものは俺のもの。
子供向けマンガのキャラクターの有名なセリフです。
この言葉を聞いて、あなたは笑えるでしょうか? 多くの人は「与えて欲しい」「自分だけが得したい」と思ってるのでは?
しかし、与えてもらうだけでは、得をしているようで、実は搾取されるだけです。
他人に与える。他人が得をする。自分の能力を、他人の利益にために発揮することで、自分の能力は価値あるものになるのです。
利益の源泉は「信用」
自分のためだけに行動していても、しょせん一人の話です。何かを成し遂げても、結局は一個人の成果です。しかし、多くの人のために自分の力を使うことで、その価値が人数分に膨れ上がります。
多くの人のためになれば、みんなが、あなたに感謝します。信用が生まれます。社会では信用が利益です。信用がなければ、何を言っても聞いてくれませんし、何を売っても買ってくれません。
信用は、周囲のために自分の力を発揮してこそ、得られるものなのです。
商売の本質は、サービス精神
相手にとって価値があることを与えて、その対価を受け取る。これが、ビジネスの基本です。口八丁手八丁でお客さんを口説き、お客さんからお金をむしりとることではありません。
どうやったら、価値を与えられるのでしょうか? 一番効率が良いのは、「自分の得意なことを、お客さんのためにしてあげる」です。出し惜しみをせず、サービス精神を持って、お客さんと接していれば、おのずと結果はついてきます。
ソーシャル時代の行動指針
以前のネットは検索エンジンによる集客がメインで、ブログで他のブログ記事を紹介すると「リンクジュースの持ち出し」となって、ライバルに塩を送ることになってしまい、ハードルが高い作業でした。
しかし、現在はソーシャルメディアの登場によって、情報を知人に伝えるコストは限りなくゼロになりました。
良い情報をシェアし続けることで、「あの人はいつも面白い情報を教えてくれる」と思われます。情報発信源として信用があがっていきます。
周りを応援することで、周りが喜んでくれると共に、自分の価値が上がっていくのです。
応援してもらいたいと思ったら、まず自分が応援する。自分のためではなく、人のために尽くすことが、巡り巡って自分に還元されるのです。
自分の能力は、自分のためではなく、他人のために使ってこそ真価を発揮する
ソーシャルメディア全盛の現代において、最も大切な価値観です。
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