ピンまで残り60ヤード。手元のGPSナビでも確認。
サンドウェッジで軽く打ったら、ボールは大きくグリーンを超えて、奥のラフへ。実際の距離は40yくらいだった模様。
そんな経験を持つゴルファーは多いと思います。グリーン周りからのアプローチは、距離感が狂うと大事故につながります。
GPSナビは、非常に便利ですが、誤差が大きいことがあります。
正確な距離を測るには、そう、「レーザー距離計」です。
正確な距離を測れる
レーザー距離計の原理は、土木工事の測量で使うものと同じです。対象物へレーザーを当てて、反射したレーザーを計測するため、正確です。
基本は直線距離ですが、距離計に傾斜センサーがついているものは、打ち上げor打ち下ろしの高低差や角度も測定できます。
高低差を加味した距離を計算してくれるものもあります。キャディさんが「打ち下ろしを入れて120y打ってください」などと教えてくれますよね。
正確な距離を体に染み込ませる
グリーン周りだと、バンカーの有無などの周りの景色で、錯覚おこすことがあります。
つい大きく打ってしまうことが多いです。
レーザー距離計を利用すれば、常に正確な距離を知ることが可能です。
正確な距離と、実際に見えた景色を毎回照らし合わせることで、正しい距離感を身につけられます。
高低差を加味した距離を産出できるモデルを選択
今回、私が購入したのは、Nikonの携帯型レーザー距離計「COOLSHOT 40i LCS40I」です。約3万円しました。
Niconの一番安いモデル「COOLSHOT 20 LCS20」は1万4千円ほどで、約2倍の値段です。それでも40iを購入したのは、前述の「高低差を加味した距離」を算出してくれるからです。COOLSHOT 20は直線距離しか測定できません。
私が住んでいる静岡は、山岳コースが多いです。高低差が大きく、距離感をあわせるのがとても難しい。キャディさんがいれば聞けば良いのでしょうけど、ほとんどがセルフプレーなので。思い切って購入しました。
弱点は「意外と大きい」
実際に練習場で試してみました。練習場のフィールドにある距離の看板までの距離は、ピッタリのものもあれば、高低差を加味して合わせてあるもの、まったく合っていないもの。色々でした。
ちょっと不安に感じたのは、距離計のサイズが意外と大きいことです。持ち運びが面倒そうです。
付属の専用ケースをウェストのベルトにくっつけて持ち運ぶ。または、アプローチ用のクラブを入れた小型のキャディバッグを用意して、ポケットに入れておくなど、一番持ち運びやすい方法を見つけるしかなさそうです。高価な商品なので、絶対になくさないようにしないとです。
※後日、ラウンドでの使用感を追記します。
コメント