2018年末から2019年お正月にかけて、家族でスキー旅行へ行きました。苗場スキー場です。
初日は寒波の日となってしまい、大雪でまったく視界がない状態で、スキー場を目指しました。
その様子も含め、旅行記を残しておきます。
静岡から苗場へ
12/30朝5時に静岡を出発。雲ひとつなかったです。
本当に雪が降っているのだろうか?という感じでした。
東名高速を進み、海老名から圏央道へ。八王子回りで関越道へ。
関越道も空いていて、順調に北上。しかし、赤城ICあたりで事故渋滞が発生したので、渋川伊香保で一度高速を降りて17号へ。
そのまま三国峠を越えるのが最短なのですが、ライブカメラを見ると、かなりの積雪。
ライブカメラ映像 三国トンネル群馬県側(上越橋):高崎河川国道事務所
事前の調べによると、群馬側からの三国峠は道幅が狭く、カーブがキツイ。
湯沢回りの方が、道幅が広く、除雪も行き届いていて、無難だとのこと。
車はFFのホンダフリード。なんどか坂道で動けなくなって、チェーンをしたことがあります。
子どもたちがいることもあり、安全確実を選びました。お金も時間もかかりますが、湯沢回りで向かうことに。
昭和インターから、再び関越道へ。どんどん雪が多くなっていく。
湯沢まわりで苗場へ
関越トンネルを抜けると、一面が大雪。ホワイトアウトして、前が見えません。
新潟は記録的な大雪と聞いてましたが、本当でした。
減速して、追い越し車線から走行車線へ。ゆっくり走りました。
もしかしたら、群馬側から登ったほうが良かったかもと後悔しました。
湯沢インターを降りて、17号を群馬方面へ。最初のヘアピンの登りが難関だと聞いていたのですが、そつなくクリア。
その後も登りやカーブが続きましたが、道幅が広かったので、登れないことはなかったです。前方と車間を十分とって、慎重に進みました。
たまに猛吹雪で視界がゼロに。ホワイトアウトで、5m先でようやくトンネルの入り口が見えたことも。ゆっくり進みました。
ところどころにトンネルや、洞門があり、ホッとします。
1日目の宿、苗場プリンスホテルにたどり着きました。
苗場プリンスは快適
ホテルに昼前に到着。お部屋へのチェックインは15:00から。滑ろうかと思ったのですが、ゲレンデは吹雪で見えず。スキーは断念。
ホテルの中を見物したり、子どもたちは雪だるま作りワークショップに参加したり、親はビール飲んだりして過ごしました。
ようやく15:00になり、お部屋へ。
持ってきたビールを、雪の中に入れて冷やしました。
部屋にある広いお風呂に入った後は、館内にあるピザーラでピザを購入。10%増しで出前もしてくれます。
夕食はお部屋で、家族みんなでピザを食べました。
部屋は2号館の6階。ゲレンデ側ではなかったですが、新潟側だったので、窓からきれいな花火を見ることができました。
2日目は奇跡的に晴れた
翌日12/31は天気が緩む予報でしたが、朝から雪は降ってました。この日は滑るしか無いので、朝からスキーの準備。
宿を変えるため、荷物はロッカーへ。100円で使える上に、利用後は戻ってきました。
8時過ぎにはゲレンデへ。まずは、ホテルの前のゲレンデを滑りました。雪は最高!パウダースノー。
雲が切れ、晴れてきました。スキーは晴れているのが一番!
次はゴンドラへ。新潟方面へ滑り降り、ドラゴンドラに乗りました。
かぐらは強風で断念
ドラゴンドラとは、隣のかぐら・みつまた・田代スキー場との間をつなぐゴンドラです。距離は10km。20分かかります。
田代スキー場は風がなく、静か。晴れ間はありません。せっかくならかぐらの和田小屋を目指してみようと、リフトを乗り継ぎ連絡コースを滑っていきましたが、標高が高くなるに連れて、風が強くなり、途中で断念。
田代湖のカレーショップが空いていたので、そこでランチ。
再びドラゴンドラに乗り、苗場スキー場へ。苗場の方が人が多いです。
2号館前に戻りつつ、何本か滑って、ちょうど14時半。
車が雪で埋まった
クルマを取りに駐車場へ。クルマが雪に埋もれている上に、クルマの前は雪の塊が。ホテルでスコップ借りてくれば良かった。しかも、手袋もない。
とりあえずエンジンをかけて、クルマの中を物色。うちわがあったので、これで車の上の雪を払いました。
車の前の雪は、足で蹴飛ばして地道にどかしました。
車を発進させてみましたが、残っている雪で滑ってしまい、進めず。何度かバック&前進して、乗り越えました。
三国峠越え
二日目の宿は群馬県の猿ヶ京。三国峠を越えたて、少し下ったところにあります。
国道17号の雪は溶けていて、問題なく三国トンネルへ。群馬側に抜けると下り坂。下り車線は雪が残っていたので、エンジンブレーキをかけながら、慎重に降りました。
雪道の登りは、FFだとスリップして登れないことがありますが、下りは動けなくなることはない。四駆もFFも同じ。ただし、凍結スリップが怖いです。
猿ヶ京までの下り坂を走りながら、「この道を大雪の中登ってくるのは厳しいな」と思いました。道が狭くて、コーナーも多い。坂も急でした。
千の谷 猿ヶ京温泉
30分ほどで、この日の宿屋、千の谷さんへ。
千の谷さんは、大浴場が1階と3階に。最上階には貸切露天風呂(有料)も。
お部屋はもちろん和室。
ビュッフェの食事が美味しかったです。牛ステーキをがっつり。お寿司のマグロはトロが入ってました。
飲み放題のお酒は、ビールはプレモルと香るエール、ワインは白赤ともにイタリア産。地酒もありました。美味しかった。
年越しのお蕎麦も頂き、満足な夕飯となりました。
最終日は茨城の実家へ
3日目は朝から快晴。スキーに行くという選択肢もあったのですが、昨日頑張ったので、この日はゆっくり茨城の実家へ。
猿ヶ京からさらに下ると、道に雪もない。「トンネルを抜けると、そこは雪国だった」の通り、山一つ越えるだけで、まったく気候が変わるんですよね。
大雪の中の運転は大変でしたが、思い出に残る年末旅行となりました。
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