いつか達成したいと思っていたハーフマラソンでの90分切り(サブ90)を、遠州の小京都と言われる森町の地で達成することができました。
タイムは1’29″25 やったー!
レースレポート
【レース戦略】
森町ロードレースは今年で42回目を迎える伝統のあるレースです。ハーフの部は、森町の駅付近から、街中を通って太田川の上流の折り返しを目指すコース。5km付近からゆるやかな登りとなります。
前半の登りで踏ん張れれば、後半は下りでスピードアップできるため、タイムが狙えるとの事前情報。
レースの戦略は「最初の1kmのラップを4″20切らないようにする」あとは成り行きで。スタートで突っ込んでしまって後半バテるケース続いているため、想定平均ラップ+10秒くらいで入るようにしています。
【前半】
リラックスしていつの間にかスタートしてしまった感じ。同じチームメイトと並走して最初の1kmは4″18と、スタートロス数秒を加えればまあまあ想定通り。
ところが脚は重く、しかも事前の峠走でダメージが大きかった左足首に痛みが出てしまい、しっかりラップを作る事に専念。後半の下りでペースアップしたいと考えていたので、ちょうど良かったです。
6km過ぎの登りがきつくなり始めたくらいから、ようやく左足首が温まってきたので、ペースアップ。波長が合うランナー二人と並走して、折り返しまでお互いを引っ張り合いながら上手く登れました。
【後半】
折り返しで同じチームの赤鬼さんが遥か遠くに見える。心が折れそうになりましたが、チームメイトから「追え追え!」との激励。サブ90を目指していけるところまで行こうと、スピードを限界まで上げて、一気に下りを駆け下りました。峠走の下りの練習の成果がでました。
300mくらいあった差を、5kmの下り坂で50mくらいまで縮めて、残り1.5kmくらいでようやく追いつく。駆け引きのためにちょっとペースを落とすも、サブ90もギリギリだったので、悠長なことはやってられず、スパート。最後の直線は全力で駆け抜けることができました。手元の時計でサブ90を確認してガッツポーズ!
ゴールまでしっかり追い込めました。人生で1、2を争うベストレースとなりました。
もっと詳細なレースレポートはジョグノートに書きました。
朝食は恵方巻きを食べて好レース祈願!
長距離走はスロースタートで
今回のレースで確信したことは「スタートはスローが良い」ということ。もちろん私にとってであって、人によって合う戦略は違うと思います。
1kmを4″20から4″10へペースアップするのと、4″10から4″00にペースアップするのでは、同じ10秒でも負荷は3倍くらい違います。つまり、スタートでオーバーペースになってしまうと、後半に確実にヘタりやすくなります。
5kmや10kmくらいまでのレースであれば、ヘタる前にゴールできるので前半突っ込みの方が良いと思いますが、ハーフ、フルは前半はじっくり走って脚を温めてからビルドアップしていった方が良いと思いました。
峠走の効果
今回は緩やかな上り坂があるコースということで、レース5日前に高草山(400mくらい)で峠走を行いました。
特に下りは、無意識に走ってしまうと楽してしまうため、限界まで飛ばさないと下り坂のメリットを活かせません。事前にハイスピードで下る練習をしていたおかげで、本番でも怖がることなくスピードを出せました。
峠走は登りで馬力を、下りで着地の筋肉を効果的に鍛えることができるそうです。今後も積極的に取り入れていこうと考えています。
【ラップ】
1 4:18
2 4:12
3 4:19
4 4:22
5 4:18
6 4:27
7 4:16
8 4:30
9 4:26
10 4:20
11 4:14
12 4:04
13 3:52
14 4:06
15 4:10
16 4:12
17 4:09
18 4:13
19 4:16
20 4:10
21 4:02
21.11 3:19
ネット1:29:20.1 距離21.11 平均ラップ4:14
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冒頭の写真は同レースに参加されたお友達のTAKAさんが、レース中に撮ってくれました。下りを猛スピードで下っているときの写真です。ありがとうございました!
6km地点での動画。7″18にちょうど画面の真ん中に私が現れます。