最近はウェブで情報発信というとブログかソーシャルメディアを思い浮かべる方が多いでしょう。
どちらも更新が前提なので、構造的に過去記事が埋もれてしまい、本当に読んで欲しい記事を読者に届けられないことが多いです。
同一テーマの記事をピックアップ&編集して、ミニサイトを作ると、読者に情報を届けやすくなります。テーマが絞れているので、SEOによる集客がしやすく、マネタイズもやりやすいです。
ブログ記事を元に効率的なマネタイズ
雑記ブログでは、色々なジャンルの記事をポストするため、狙ったキーワードで記事が上位表示しづらいことが多いです。
総合スーパーよりも、「コーヒー豆専門店」のほうが、美味しいコーヒー豆を買えそうですよね。検索エンジンも、総合ブログよりも、一つのテーマに特化した専門サイトを、検索上位にする傾向があります。
ブログを続けていて、一つのジャンルの過去記事が増えてきたら、それらをピックアップ&編集して、ミニサイトを作ってみましょう。検索エンジンで上位に上がりやすく、ブログよりも効率的に集客できて、マネタイズにつながります。
短時間で作り切る
ブログが雑誌なら、ミニサイトは小冊子のようなイメージです。一つのニッチなテーマについて、情報が過不足なくまとまっている小さなサイトを目指します。
情報的に完結していたほうが、読者にとってわかりやすいです。サイトの構成を最初にきっちり決めてから作り始めるのが、ミニサイトの特徴です。コンセプトを決め、コンテンツの目次を書き出して、事前にサイトの設計図を作っておくのです。
ブログは更新しながらコンセプトを柔軟に変更していくことが多いですが、ミニサイトはまず作り切ることが大切です。作りかけ(昔は工事中サイトと呼んだ)だと、意味がありません。ページ数は少なくても構わないので、作り切りましょう。
ミニサイトだけ作れば良いのか?
だったら、最初からミニサイトだけを作り続ければ良いと思うかもしれません。実際に、そういう方もいます。しかし、ミニサイトにも弱点はあります。
ミニサイトはサイト全体でキーワードを狙いにいきます。SEOしやすいとはいえ、上位表示に失敗してしまうと、お客さんがまったく来ないのです。
ブログを持っていれば、ブログで紹介して、ミニサイトに送客できます。記事を読んだ人が、自分のブログで紹介してくれることもあります。ブログのフォローがあると、ミニサイトはうまく回りやすいです。著者の和田さんも人気ブログを運営されています。
それでも、うまく集客できないこともあります。半年かけたミニサイトがまったく機能しないとなれば、ショックが大きいです。だからこそ、短時間でサッサと作って、リスクを小さくする必要があります。
そう、ミニサイトは、規模が小さく作りやすそうですが、実は制作にかなり高いスキルが必要です。小さいながらも、企画からデザイン、ライティング、運営とすべてを一人でこなすわけですから。
その代わり、最後まで作り切れれば、ウェブ制作能力は飛躍的に向上します。
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私も和田さんが企画するミニサイト作りワークショップに、何度か参加しています。私が作ったミニサイトは、和田さんの新著で紹介されています。
本書には、ミニサイト制作の流れと勘所がすべて書かれています。ウェブサイト作成に興味がある方、ブロガーさんにお勧めです。
本書は著者の和田さんから頂きました。ありがとうございました。
※売れすぎてしまって、現在在庫切れしているようです。でも、出版社の人が動いてくれているので、すぐに在庫切れは解消されるはずです。これだけ売れていれば、土日を挟むようなことはしないでしょう。
【追記】
和田さんのワークショップに参加して、新しいミニサイトを作りました。
サイト作成の背景と、作り方などはこちら。
一週間後(10/8)に発売される拙書でも、ブログのマネタイズの方法として、ミニサイト作りを紹介しています。ブログとミニサイトの両輪で回すと最強です。合わせて読んでいただけたら嬉しいです。予約キャンペーン実施中。未使用原稿を全員にプレゼントします。
あわせて買ってくれている方が多いです。感謝!!