身も蓋もない強烈なタイトルの本です。
内容のすべてに賛同できたわけではありません。お金はないよりはあったほうが、健康で健全な人生を送れるのは明らかです。
共感した部分だけメモしておきます。
頑張ることではお金持ちになれない
サラリーマンだったら、勤めている会社の社長以上の年収は貰えません。しかも社長になれるのは、かなりの競争率です。会社の枠に居る限り、どんなに頑張っても天井は見えているのです。
もちろん、目の前の仕事をしっかりこなすことは大切です。その上で自分の能力をフルに発揮できる方法を、自分の頭で考え続けましょう。最初は週末副業や投資が良いでしょう。
筋の悪いアイデアで頑張っても、ダメなものはダメなのです。週末の片手間で上手く回るくらいでないと、いくら頑張っても徒労に終わるでしょう。とはいえ、やってみないと良いかダメかはわからない。
自分の得意を活かして良いビジネスモデルを作り上げることができれば、収入は青天井です。
美味しいものは腹八分目ですむ
100g数千円する牛カルビは、とても美味しいです。たくさん食べなくても、満腹になります。しかし、安い肉は値段相応の味でしかなく、量を食べれてしまいます。たくさん食べることで、食欲を満足させるのだそうです。
お肉にかぎらず、美味しいものは少ない量を食べただけで満足できます。コース料理も量は少ないです。
少食は健康に良いです。ちょっと高めでも、美味しいものを少しずつ食べる方が、結果的に節約になり、健康になれるのです。
貧乏人ほど成功している人を叩く
一握りの成功者が便利なサービスを提供し、多くの社員を雇い、たくさん税金を払うことで、社会は回っています。ところが成功者を寄ってかかって叩くケースがよくあります。
もちろん、成功者のやり方や言動に問題があることもあります。成功者といっても、人としての成長が追いつかず、つい不用意な言論をしてしまうことがあるでしょう。
叩かれることで、成功者は人間力を高めて、さらに成功します。しかし、成功者を叩いた人は、いくら叩いても何も変わりません。
複利の力を利用する
お金持ちがなぜどんどんお金持ちになっていくかというと、複利の力を利用しているからです。
株などに投資して、生活費以上の配当金を受け取れれば、理論上は複利でお金はどんどん増えていきます。
金利が1%でも、10億円を持っていれば、年に1,000万円入ってきます。生活費が700万円であれば、300万円残って、次の年の元金は10億300万円で配当は1,003万円となります。元金も利息もどんどん増えてきます。
ほとんどの方には現実的な数字ではありませんが、実現している人は世の中には存在するはずです。
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本書は出版社から送っていただきました。ありがとうございます。
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