SNSで多くのフォロワーがいる人は、何らかの「自分の意見」を表明している方が多いとのこと
自分の意見で生きていこう――「正解のない問題」に答えを出せる4つのステップ
フォロワーを増やしたければ、無意味な反応を少なくして、「しっかりとした自分の意見」を述べていくことが有効。
人生における「答えのない問題」に対し、自分の力で判断して、悔いのない人生を送りたいです。
「自分の意見を言える人」にフォロアーはつく
エックスなどのSNSで、多くのフォロワーがつく人とつかない人では、何が違うのでしょうか?
自分の意見で生きていこう――「正解のない問題」に答えを出せる4つのステップ
フォロワーが多い、いわゆる「インフルエンサー」と呼ばれる人たちは、「自分の意見」をしっかり述べている人が多いとのこと。意見に同意する人たちがフォローしてくれるのです。
そりゃそうですよね。何もメッセージがないポストだけを続けている人のポストを追おうとは思いません。
反応と意見の違い
では、意見をしていないアカウントは、何を発信しているのでしょう? それは「反応」であると、本書では述べられています。
世の中の出来事やニュース、他アカウントの発言へ反応しているだけで、自分の意見を述べているわけではありません。
なぜ意見ではなく、反応になってしまうかというと、意見には反論などが来るからです。最悪の場合、炎上してしまいます。多くの方は過剰な攻撃を恐れて、反応に終止してしまいます。
もっともらしい反応、賢そうなネガティブな反応
他人の意見を反論したり否定することは、簡単です。ほんの一部だけを否定すれば、全部を否定できるからです。
得意になって、他人の意見を否定する方がいます。簡単ですし、賛成意見より賢そうに見えると思っているのでしょう。もっともらしく聞こえますが、わかっている人は口では言いませんが、「誰でも言える、浅い反応」と捉えています。
Aはというアイデアに対して、「Aは正しくない」という意見は誰にでもできます。Aに対して新たな「B」というアイデアを表明することで、「意見している」ということになります。
SNSが履歴書の代わりに
最近の就職活動では、本人のSNSの過去ポストをチェックすることがあるそうです。履歴書に書いてあることより、SNSのポストのほうが、その人の人なりを表しているのは、明らかです。
SNSで荒れたポストをしている人と、一緒に仕事したいとは思いません。
就職活動前に、慌ててポストを消去しても、検索すれば、他のアカウントからの反応の痕跡が残っています。
反応を書き散らすのではなく、自分の意見をしっかりポストしていくことが、信用の蓄積につながっていくのです。
答えのない問題に立ち向かう
「住宅は賃貸が良いか、持ち家が良いか」
「投資は一括投資がよいか、積み立てが良いか」
といった、「答えのない問題」に対し、我々は人生の中で判断していくことになります。正解は人それぞれ。置かれている環境や嗜好の違いで、答えは変わっていきます。
自分なりの意見を表明できるよう、考える力を身につけられるよう、本書では訓練方法を紹介しています。
興味がある方は、ぜひ本書を活用して、思考力を鍛えていってみてはいかがでしょうか。
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