先日、近所の家電量販店に買物に行ったとき、話題のLED電球に目がとまりました。
各社のLED電球を並べて点灯してあって、比較できるようになっていました。これはわかりやすい!
一目見てわかったことは、現時点では、LED電球はシャ●プ以外に選択肢はないということでした。
明らかな品質の違いに呆然
各社のLED電球が並んで点灯しています。写真では見づらいのですが、よく見ると、右から二番目のシャ●プ製以外の電球は、電球の側面部に影が入ってしまっています。
ルビコンの決断のLED電球の開発の番組を観たことがあります。LED電球開発の最大のネックは「横と後ろ方向への光の拡散」です。
普通の電球は全方向に光が拡散するのに対して、LED電球は横や後ろ方向に光が行き渡らないのだそうです。電子部品の格納部が必要で、点灯部が半球になってしまうためです。
横方向への光が出る部分に影が出るってことは、LED電球にとって致命的なことのように思えたのですが、どうなんでしょう?写真を見ても、シャ●プ製の電球は後ろ側も明るいですよね。
おそらく、誰が見ても違和感を感じるぐらい、目立つ影だと思います。
価格はシャ●プ製が最高額の2,680円で、他社が2,480円、2,280円、1,980円と続きます。影の目立ち度と価格は見事に相関がありました。でも、いくら安いからといって、これほど影が目立つと、シャ●プ製を買ってしまうだろうなあ。
他社さんの技術開発を期待してます。でないと、LED電球の値段がこれ以上値段下がらないので。
高価なものでも、「日割り」にすれば安い
電球のように、毎日利用するものは、日割りにすれば安価なので、迷ったら一番高いもの(良いもの)を選ぶことをお勧めします。
他にも、テレビ、洗濯機、電子レンジ、炊飯ジャーなども毎日使うものです。一度買えば、10年以上使えるものですので、ストレスをためるくらいなら、良い物を購入しておきたいところです。
例えば、20万円のテレビを購入したとしても、10年利用すれば、一日当たり50円ぐらいです。10万円の炊飯ジャーを10年使っても、一日当たり25円です。
毎日、大画面&高画質のテレビを楽しめて、おいしいご飯が食べれると思えば、とても安いと思います。
電球は、一度取り付けたら、頻繁に交換するものではありません。特にLED電球は、高寿命を売りにしていますので、なおさらです。毎日部屋が暗かったら嫌ですよね。
下手に品質の悪い電球を購入して、何年間もストレスをためた挙句に交換してしまうのであれば、その時点で最高品質のものを購入したほうが、結果的に安くなると思います。
「安物買いの銭失い」にならないように、気をつけたいですね。
【追記】
安くても性能の良い物はたくさんありますし、必要のない機能で高価になっている場合も多いので、見極めをしっかりすれば、必要なものを安く買うことは可能です。とはいっても、価格高い=高性能・高品質という相関があるのも事実です。
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