すべてのスポーツ上達に対して「骨盤を立てる」動きが、有効であると感じています。
日々デスクワークの多い方は、猫背になりがち。猫背姿勢だと、骨盤が寝てしまっています。猫背が染み付くと、スポーツも上手くなりません。
まずは骨盤を立てて、歩いてみましょう。
骨盤を立てれば、すべてが変わる
「骨盤を立てる」すべてのスポーツに通用するでしょう。スポーツ中に骨盤を立てると、プレー精度とパワー、持久力すべてが向上します。
骨盤を立てると、必然的に胸と肩が開きます。上半身を上手く下半身の上に乗せられるため、姿勢とバランスがよくなります。
手足の先の弱い筋肉ではなく、体幹の強い筋力を使えるようになるので、動きの精度、パワーが向上して、持久力も上がります。
例えばゴルフでは、骨盤を立てると背筋が伸びて、前傾姿勢をキープできるようになり、体のひねりを使えて、スイングが安定します。
ジョギングでは、骨盤を立てると股関節周りの筋肉を使って走れるようになります。ふくらはぎの筋肉が攣りやすい方は、筋力不足以前に、骨盤が寝てしまって体を上手く使えていない可能性が高いです。
スキーやフットサル、野球やテニスにも通用するはずです。
気持ち良いフォームは身につく
骨盤を立てると、胸と肩が開きます。最初はちょっと痛いかもしれません。しかし、骨盤を立てたフォームは気持ちが良いため、胸の筋肉がほぐれてくれば、骨盤が寝たフォームには戻れなくなります。
痛かったり疲れたりと、負荷がかかるフォームは続きませんし、ケガをします。
人間は基本的に楽をしたがるので、気持ち良いと感じるフォームに収束します。
骨盤の立て方
「骨盤を立てる」動きとは、お尻をちょっと後ろに出して、お腹のおへそを前に出すような感じです。それだけだと前に倒れてしまうので、胸と肩を開きます。
胸と肩を開くと、とても気持ちが良いです。デスクワークが多い方は、猫背になりがちです。日頃からどんどん胸を開きましょう。
骨盤が立った状態で歩いたり、走ると、おしりの筋肉を使っていることが実感できます。体幹の筋肉を使えているので、気持ち良いはずです。
スポーツ上達の考え方
私は、
- 間違ったフォームで頑張ってトレーニングしも、伸びは限定的
- 正しいフォームでも、その人にとって気持ちのよいフォームでなけれは、ケガをする
と考えています。
練習を頑張る前に、練習をどう頑張るかを考える方が大切です。いくら頑張っても、フォームが悪いと上手くなれません。
適したフォームは、人によって違います。体を動かしながら、自分に合ったフォームを探すしかありません。
とはいえ「骨盤を立てる」ような、基本的な動き方は、しっかり習得したほうが良いでしょう。
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