今シーズンもよく滑りました。どんなコブ斜面でも滑りきれるわけではありませんが、とりあえずコブに入っていける度胸はつきました。
最近大きな発見がありました。長くて硬い板の方が、コブを滑りやすいということです。
コブ裏をしっかり削れる
これまでは、コブ斜面は柔らかくて短くて軽い板の方が滑りやすいと思い、160cmのオールラウンド系の板でコブに入っていました。
コブ初心者が硬い板でコブに入ったら、板を制御できずにコブにすっ飛ばされて終わりです。しかし、ある程度コブ斜面の中での動きをマスターすると、重量が増えても、長くて硬い板の方が滑りやすいと感じました。
硬い板の方が雪面に力が効率的に伝わります。長い板の方がコブ裏をしっかり削って減速できるので、滑りが安定するのです。
硬さが筋力を補強してくれる
スキーの動きが身についていない初心者は、小手先の動きでカバーできたほうが安心なので、柔らかいブーツや板を履きます。しかし、ある程度動きがわかってくると、硬いスキーブーツやスキー板を履いた方が、楽に安定した滑りができます。
これまで筋力で維持していたものを、ギアの硬さが肩代わりしてくれるからです。
コブの中ですら、スキー板は硬いほうが楽だと感じられたのは、私の中では大きな発見でした。
今回私が履いた硬いスキー板というのは、OGASAKAのKS-SS 165cmです。バリバリの基礎スキーです。
これまではサロモンのCross Max 07(2002年モデル)を履いていました。さすがにかなりヘタってきました。
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昨シーズン受験したSAJ1級では、コブ斜面だけは合格点を貰えました。来シーズンは再びSAJ1級を目指してみようかな。
私はコブの裏をずらして降りる基礎系の滑りなので、縦型でピッチの短いモーグラー系のコブは、コブ裏を削るスペースが少ないので対応が難しいです。
コブを縦に降りてくるモーグラーは、板のたわみを利用して減速するそうです。縦コブは、来シーズンの課題です。
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