なぜ、生ビールは缶で飲むより風味が良いのか?
そんな疑問を、ビール工場見学の際に、質問をしたことがあります。答えは「泡」でした。生ビールを注ぐビールサーバーは、良質な泡が作れるので、風味が良くなるのだそうです。
この度、良質な泡にこだわってきたサントリーのプレミアムモルツが、自宅でも簡単にクリーミーな泡を作れる「神泡キット」がついた特別セットを販売することになりました。
いち早く試す機会を頂いたので、実演も含めてご紹介します。
生ビールと缶ビールは同じもの
10年以上前に、府中にあるサントリー工場を見学させてもらったことがあります。
プレミアムモルツを開発した、ミニブルワリーミニブルワリー(小ロットの実験生産設備)を説明を受けながら、プレミアムモルツの開発にかける思いを知りました。
それからプレモルのファンになり、フルマラソンを完走したり、仕事で上手くいった時などのお祝いには、必ずプレモルを頂くようにしています。
見学会の時に、サントリーの担当者さんに積年の疑問だった「生ビールが美味しい理由」を聞いてみました。すると、衝撃的な答えが帰ってきました。
実は、生ビール用のビールは、瓶や缶のビールとまったく同じだそうです。一緒に作っているということでした。
泡がビールを風味を深くする
では、何が違うかというと、お店で出す「生ビール」は、ビールサーバーで良質な「泡」を作れるので、飲みやすいそうです。泡がビールの風味を高めてくれるのです。
そして、担当者さんは、ビールを美味しく飲むためのとっておきの技を紹介してもらいました。
缶からビールを注ぐ際、缶の中に少しビールを残して、注ぎ口を親指で塞いでシェイクして泡を作るのです。その泡を最後にビールの上に注ぐと、クリーミーな泡ができます。
その泡と一緒にビールを飲むと、甘みやクリーミーさが加わり、風味がまったく変わってきます。
ほとんどの方が、ビールは泡を出さないように注いでいると思います。実はビールは泡があったほうが美味しいのです。
家庭でも泡を作れる「神泡キット」
私は何度かその方法でビールを飲んでいたのですが、指で缶の注ぎ口をふさいで振るのは、ちょっと面倒ですし、上手く塞がないと、ビールがこぼれてしまいます。次第にやらなくなってしまいました。
そして今回、サントリーさんがクリーミーな泡をご家庭でも簡単につくれる神泡サーバーと、特殊コーティングで泡持ち時間を1.2倍に向上したグラスをセットにした「神泡体感キット」がついた商品を発売します。2018/3/20から全国で約250万個限定です。
使い方は簡単です。まず、グラスはしっかり洗っておきましょう。洗剤を良く泡立てて、泡で洗うと表面が綺麗になります。きれいなグラスにビールを注ぐと、内側の表面に泡がつきません。
私はお店でビールを飲む時に、泡のつきを必ずチェックします。泡がついているグラスは良く洗ってない証拠です。
缶に神泡サーバーを取り付けて、まずは注ぎ口をグラスの内面につけて、ゆっくり6割ほど注ぎます。
残り4割は、神泡サーバーのレバーを手でシャカシャカ動かしながらゆっくり注ぎます。クリーミーな泡ができます。速すぎると、溢れてしまうのでご注意を。
後はグイっと飲む! プレミアムモルツは元々ホップの香りが強くて、華やかな風味ですが、泡と一緒に飲むと、さらに香りが増すのがわかると思います。
↑利用方法を動画でまとめました。
他社製品でも試してみた
実は他社のビールでも試してみました。ところが、泡の粒が大きくなってしまい、思い通りにクリーミーな泡が作れませんでした。
素材、製法にもこだわっているプレミアムモルツだからこそ、良質の泡ができて、さらに香りが引き立つビールが飲めるのです。
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神泡サーバーは電動式もあります。手でシャカシャカするのは意外と面倒なので、電動式を選ぶとよいと思います。
もし、お店やネットショップで見かけたら、ぜひチャレンジしてみてください。ビールの泡に対する考え方が変わりますよ!
「神泡。」とは? ザ・プレミアム・モルツ ビール サントリー
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