ゴールデンウィーク中、自宅のインターネットの接続が重く感じました。
外出自粛のため、多くの人が自宅でインターネットを利用しているからでしょう。
フェイスブックを眺めていると、ネット接続をIPv4からIPv6に変更したら、爆速になったとのこと。我が家もIPv6に変更しました。
10倍以上、調子が良いと数十倍速度が速くなり、効果抜群でした。
息子2人が別々にビデオミーティングに参加しても、非常にスムーズでした。
切り替え自体は無料。もっと早く切り替えればよかったです。
連休中、ネットが遅くなる
連休中は、家族からも「ネットが繋がりにくい」という不満の声が。SNSでもネットが遅いという発言を見つけました。
そんな中で、「IPv6」に切り替えたら、爆速になったという情報を見つけました。
調べてみると、デメリットとして、固定IPが使えなくなるとのこと。以前は自宅サーバーを運用していたこともありましたが、最近はクラウドサーバーが充実しているので、自宅サーバーを立ち上げることもないかなと。
IPv6とはなに?という方は、こちらで検索してみてください。
要するに、これまでは「IPv4」という規格でしたが、もう一杯。新たなIPv6の方がガラガラですよということ。
正確に言うと、今回のプランは「IPv6プラス」と言って、IPv6に対応していない場合はIPv4で接続するハイブリッドになっています。これなら繋がらないことはありません。
我が家のドコモ光+@niftyでは、フォームから申し込めばIPv6に切り替えてくれます。申し込んだ翌々日の朝に開通しました。
IPv6対応無線ルーターを新調
我が家の無線ルーターは、数年前に購入した5千円くらいの2アンテナルーター。調べてみると、IPv6に対応していませんでした。
IPv6対応の無線ルーターを用意する必要がありました。
最近は、家族4人がPCやスマホ、テレビなどで同時にインターネットを利用することが多いので、思い切って4アンテナのルーターを購入することに。
値段は1万円ほど。これまで使ってきたルーターの倍の値段ですが、通信速度が速くなり、みんなで同時に利用しても、安心です。
バッファローのアマゾン限定品を購入しました。5/14に更に安いルーターが発売されるので、そちらがおすすめです。機能はほとんど同じ。
ルーターの引っ越しは簡単
ルーターの取替は、「無線引っ越し機能」を利用しました。以前のIDとパスワードを引き継ぐことができます。
PCやスマホの接続設定をする必要がありません。
LANケーブルも高速用に
ルーター取替と同時に、 ONU(光ケーブルの終端装置)とルーターを接続するLANケーブルを新調しました。
これまでのは、CAT5eというちょっと古いタイプで、速度的に物足りないので、CAT7のケーブルに取り替えました。50cmくらいなら、1,000円前後で購入できます。
我が家は、ひかり電話用のホームゲートウェイも挟んでいるので、2本購入。
短いLANケーブルは、こういうフラットなタイプや、細いタイプがよく曲げられて良いようです。一般のタイプは太いので、取り回しが大変。
開通作業
niftyは、「IPv6サービス」と「IPv6接続オプション」があります。紛らわしいのですが、結論としてはどっちでもOKなので心配ありません。
我が家は「IPv6接続オプション」でした。開通したあとに、ルーターをIPv6に設定する必要があります。
「192.168.11.1」にアクセスして、管理画面にアクセス。
v6プラス対応のBUFFALO製ルーター(WXR-1901DHP3)でv6プラス接続設定♪
こちらの設定方法を参考にしました。我が家はルーター側のスイッチは「Auto」のままで、設定できました。
切り替えて本当に良かった
速度は、以前(IPv4)は3〜5Mbpsだったのが、数十Mbpsまで向上。速い時だと100Mbpsを超えてきます。
幾度となくチェックしていますが、10数Mbpsまで下がることはあっても、一桁3〜5Mbpsまで下がることはないです。
切り替え自体は無料でしたが、ルーターとケーブルを新調したので、それなりの投資になってしまいましたが、毎日のことなので、安いものです。
今後は、Zoomなどを利用したビデオ会議や、コミュニティが増えていく社会になっていくと思います。
ネット接続環境を整備しておきましょう。
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ドコモユーザーはドコモ光がお得です。今なら、工事費無料な上に20,000円キャッシュバックと2,000ポイントプレゼント。
IPv6対応のルーターを無料でレンタルしてくれます。
コメント
「IPv6」とか「IPv6接続オプション」とか「V6プラス」など用語が多くてわかりつらく大変ですね。
私も「IPv6オプション」と称される接続方式に変えて大変満足している一人です。
ところで、記事についてですが少々気になることがありましてコメントします。
「IPv6に変えたら・・・」との記事ですが、「IPv6」と「IPv6接続オプションまたはV6プラス」は意味合いが全く異なります。
「IPv6やIPv4」は通信プロトコルの規格のことで、「IPv6接続オプションまたはV6プラス」は接続方式を指します。
記事中に写真に「V6プラス・・・」が見て取れますので、投稿された方は「IPv6 IPoE (IPv4 over IPv6)」の接続方式ですね。
「新たなIPv6の方がガラガラ・・・」とのコメントに関しては、確かに従来の接続方式(IPv6/IPv4 PPPoE)に於いてIPv6での通信なら少々期待できるかもしれませんが爆速は言い過ぎです。
また「IPv6 IPoE (IPv4 over IPv6)」による接続方式では「新たなIPv6の方がガラガラ・・・」といった概念はありません。
ちなみに、IPv4規格の通信プロトコルが遅いわけでもありません。
単に通信が遅いのは通信プロトコルの問題ではなく、くどいですが従来の接続方式(IPv6/IPv4 PPPoE)の問題です。
更に言えば現在においてもIPv4規格のみに対応したサイトが圧倒的に多いので「IPv6 IPoE + IPv4 PPPoE」による接続方式だとあまり期待できないのはお分かりだと思います。
ISP業者によって投資費用を抑えるためにIPv6対応と称して「IPv6 PPPoE」による接続方式を付加、つまり「IPv6/IPv4 PPPoE」しか提供していないところもあるようです。
Niftyの「「IPv6サービス」と「IPv6接続オプション」・・・どちらを選んでも・・・」もちょっと違います。
「IPv6サービス」の中に「IPv6接続オプション」と「V6プラス」があります。
固定IPアドレス(IPv4)がどうしても必要なら「IPv6接続オプション(IPv6 IPoE + IPv4 PPPoE)」ですが、必要ないなら迷わず「V6プラス(IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6)」を選択すべきです。
Niftyのサイトの説明では少なくともこう受け取れます。
ですが「IPv6接続オプション」を申し込んでも「V6プラス」になる??的なコメントもあり、混乱させるところがNiftyならではでしょう。(失礼)
ただしこの「IPv6 IPoE + (IPv4 over IPv6)」による接続方式に関してはVNE業者によっても名称が異なります。
上述以外で例えば「IPv6オプション」「Transix」「OCNバーチャルコネクト」「v6コネクト」などがあります。
商標の兼ね合いでしょうが、サービス名が異なるとますますユーザーは混乱しますね。
究極の混乱は「一体どれが良いんだ?」とかね。
いろいろ突っ込んでしまって申し訳ありません。