「好きなことをして生活する」 誰もが願うライフスタイルです。
しかし、本当に好きなことを見つけるのは、とても難しい。ただ好きなだけでは続きません。モチベーションを補給する仕組みが必要です。
「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる
著者のたちさん(立花さん)は、ブログを活用してジョギングを習慣化して、ダイエットを達成。その際に利用したiPhoneアプリなどの紹介を通じて、Apple製品の達人言われるまでになりました。
おそらく、最初からジョギングやiPhoneが大好きだったわけではないと思います。ブログに書くことで読者から共感を得られたり、体重が減ったり、タイムが上がったりといったご褒美が、「好き」の原動力になったのかなと感じました。
本書を読みながら、共感したこと、考えたことをピックアップして紹介します。
今回、立花さんより新著を送って頂きました。ありがとうございます。
好きなことを見つける難しさ
三日三晩寝なくても続けられるくらい好きなことがあれば、その分野で活躍できます。圧倒的な情熱があれば、多くの障害を乗り越え、より高いレベルに達することができます。
しかし、そこまで熱中できるものを持っている人は、ほんの一握り。実は、熱中できるものを見つけることが一番難しいのです。逆にそれが見つかれば、成功できたようなものです。
我々は自分に良くしてくれる人に好意を持つように、好きな事も、自分に大きなプラスを与えるものである必要があります。
好きなことが突然現れるわけではありません。少しずつ接していくうちに、自分に良い影響を与えてくれて、好きになっていきます。
例えばジョギングであれば、ダイエット効果やタイム向上といったちょっとしたご褒美をもらうことで、やめられなくなっていくのです。
ブログでなくても良い
好きなことを発信していく手法は、ブログである必要は無いです。
ブログはある程度ボリュームがある文章を書く必要があります。文章が苦手であれば、動画でも音声でも良いと思います。短い文章なら書けるという方は、TwitterなどのSNSでも良いでしょう。
ただし、ネット上にアップできる手法を利用しましょう。ネットであれば、日本中、世界中の人に情報を伝えられます。
同じような考え方をする人は、近所にはいなくても、日本中であれば1,000人いるかもしれません。
1,000人のファンがいれば、それなりの規模の活動ができるでしょう。我々一般人が1,000人集める方法はネットしかありません。
自分が発信したものでブランディングされる
ブログで良く書かれる記事に、「レビュー記事」があります。自分が購入した商品やサービスを紹介する記事です。
商品の色や大きさなどを事細かく紹介している記事を見かけますが、細かいスペックはメーカーのウェブサイトで知ることができます。
読者にとって価値のある記事とは、商品を実際に利用した体験談です。
さらに、自分の考えやライフスタイルを織り交ぜながら、エッセイ的な文章にしていくと、オリジナルな記事になります。
つまり、レビュー記事といっても、商品を通じて、自分をレビューしている。ブログ記事とは「自己紹介」なのです。
商品を通じて自分を語ることで、読者に自分を知ってもらい、ブランドとなっていくのです。
寄附をする
神社に1万円のお賽銭を投げる方法が紹介されていましたが、私は寄附をお勧めします。震災などの困っている人のために寄付を受け付けている窓口は多いです。
私自身も震災があった時に、10万円を赤十字へ振り込みました。2年後は東京マラソンで10万円を寄附してチャリティーランナーとして走りました。その他にも利益が出た年は、寄附をしています。
さすがに初めて10万円を振込に行くときは、手が震えました。でも、やってみるとすごく清々しい気持ちになり、もっと頑張ろうというモチベーションが上がりました。
1万円以上の寄附は、できれば年に1回は行っていきたいです。
成功の形は色々ある
本書の内容は、著者のたちさん(立花さん)が歩んできた成功ストーリーを踏襲しています。
「これはたちさんだからできた」と感じる人は多いと思います。私もそう思います(^^;; しかし、万民に通用する成功ノウハウなんてものは、存在しません。そんなものがあったら、全員成功してしまいます。
大切なのは、成功した人のストーリーを読みながら、自分のスタイルと照らし合わせて、自分に合うものを取捨選択することです。そして、「自分には合わないかな?」という部分も、本当に合わないのか考えてみることです。
成長とは変化することです。変わらない信念を持つ一方で、良いものは取り入れて自分を常に変えていく。
もし失敗しても、取り返せば武勇伝的なネタとなり、自分のスパイスとなってくれます。
まずは行動してみることです。
コメント