ソーシャルメディアの登場により、個人でも強力な情報発信力を持てるようになりました。大きな組織に属しなくても、東京に住んでいなくても、どこの誰でもで面白いことができる環境ができつつあります。
これからは、やりたいことがあれば「どうすればソーシャルメディア上で人々が話題にしてくれるか」を常に考えながら実行することです。面白いことであれば、ソーシャルメディアはきっとあなたのチャレンジを後押ししてくれるはずです。
あなたはソーシャルメディアの本当のすごさを理解しているか?
以前から新聞やニュースなどの公共的なメディアに取り上げてもらうPRという手法が有効と言われています。しかし、メディアは公共性や中立性を大切にするため、いくら面白くてもメディアでは扱えないネタは取り合ってくれません。
一方でソーシャルメディアには、そういったしがらみは少ないため、ハードルは一気に下がります。公共メディアと違って時間や紙面の広さなどの制限がないため、面白いネタであれば、一気に拡散します。
面白いネタは東京発である必要はありません。ネットに繋がっていさえすれば、日本全国どこからでもバズを起こさせることは可能です。個人発で、情報を一気に拡散できるインフラが整ってきているのです。ソーシャルメディアを利用しない理由はないでしょう。
ネタを作るだけで、一日で年間の半分の売り上げ
例えばブログ記事の更新一つとっても、ソーシャルメディア上で人に伝えたくなるネタにしていく努力はすべきでしょう。本来伝えたい内容を逸脱しない範囲であることが前提ですが。
キャッチーな記事タイトルや、綺麗なアイチャッチ画像をつけるだけで、ソーシャルメディア上でのバズりやすさが格段が向上します。「ソーシャルでネタになるにはどうればよいか」を常に考える意識をもつことが大切です。
先日浜松で開催された堀江貴文氏の講演会で、堀江氏がポッキーの日の話をしていました。毎年11月11日はポッキーの日だそうです。ご存知でしたか?私は知りませんでした。メーカーが勝手に決めたそうです。
そんなの何の足しになるのかなと聞いていたら、なんと、11月11日は全国のコンビニの棚からポッキーが消えてしまったそうです。売り切れてしまったのです。年間の半分くらいの売り上げが、たったその一日で上がったそうです。
今日はポッキーの日だと知れば、ソーシャルメディアで「今日はポッキーの日。コンビニでポッキーゲットしてきます!」のような発言をしたくなるものです。ポッキーネタソーシャルメディア上を埋め尽くし、結果、ものすごい売り上げに繋がったのです。
みんな、周りに話したいネタを探している
友達や家族に話したくなる話題なんて、日常を過ごしていてそう出てくるものではありません。みんな、ソーシャルメディアで伝えたいネタが現れるのを待っているのです。
ソーシャルメディアは、単体でネタを作ることは苦手です。文字数の上限といった表現の制限があるからです。その代わりネタを口コミでネタを伝播するのは大得意です。
逆にブログは表現はしやすいけれど、多くの人に情報を伝える力はありません。コメント欄やトラックバックといった仕組みは、スパムで蔓延していて使いものになりません。ソーシャルメディアとブログは、お互いの弱点を補完し、長所を伸ばせる最高のコンビなのです。
ぜひブログを更新するのであれば、ソーシャルメディア上でも拡散しやすいように工夫していくことが、さらなる読者の拡大に繋がるはずです。
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