自分の弱さを受け入れ、SNSで輝く方法「弱いままのキミでバズる」- 現代社会で生き抜く秘訣

個人の情報発信は、以前はブログでしたが、現在はYouTubeやTikTokといった動画配信が主戦場になってきています。

そんな中、教育系のネタでバズりまくっている、元中学校教師のクリエイターさんが話題になっています。そして、この度著書を出版されて、読ませて頂きました。

弱いままのキミでバズる ──学校では教えてくれないSNSという武器

著者のすぎやまさんは、もともと静岡の方で、何度かお会いしたことがあるご縁もあり、献本して頂きました。ありがとうございます。

本書では、すぎやまさんが、SNSでの個性の発揮方法を深掘りしてくれています。あなたも「弱さ」を武器に変えてみませんか?

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社会科と音楽科の2つの教員免許を持つ、元スペシャルな教師

著者のすぎやまさんは、元々静岡の方です。私が主催していた「静岡ライフハック研究会」にも参加してくれたことがあり、素晴らしいLT(ライトニングトーク、5分間でスピーチ)を披露してくれました。

社会科と音楽科の2つの教員免許を持っている現役の中学校教師さんとのことで、そのポテンシャルの高さに大きく頷いたことを覚えています。

その後、教師を辞められ起業。喫茶スペースのあるスタジオを借りて、以前から温めていた市民ミュージカルの主催と、ボイストレーニングのスクールなどを、精力的に行ってることを人づてに聞いて、「頑張ってるな」と応援しつつ気にしていました。

町のあちこちで通りが血で染まっている時こそ、買いの絶好のチャンス

しかし、その後コロナ禍となり、市民ミュージカルの活動と、ボイストレーニングのスクールは、完全に頓挫してしまったそうです。どちらも「話す、喋る」ことがメインの活動だったので、飛沫感染などが疑われたコロナとは、非常に相性が悪かった。

資金繰りも難しかったでしょう。本書によれば「自己破産寸前」のギリギリの状態まで落ち込んだそうです。

ですが、すぎやまさんは諦めなかった。100年に1度の世界規模の大混乱のさなか、スクラップ&ビルドと言われるように、破壊の後には、新しいものも生まれやすい。そんな本田健さんのメッセージ動画をYouTubeで見て、「自分もYouTuberになろう」と決意したそうです。

投資の世界には、「町のあちこちで通りが血で染まっている時こそ、買いの絶好のチャンスだ。たとえそれが自分の血であったとしても。」という有名な格言があります。まさに、世界が悲鳴を上げている最悪の時期に、すぎやまさんは立ち上がったのです。

どん底の状況こそ、何かを始められる

実は私自身がブログを始めたのも、状況のレベルは違いますが、追い込まれていた状態からでした。それまで支えてくれていたアフィリエイトが上手く回らず、妻が出産トラブルで寝込んでしまい、1歳の長男の子育てを一人が行っていました。

毎日、目が回るような生活の中、子連れで向かった真夏の公園で、ふと空を見上げたときに「ブログをやってみよう」と思ったのでした。今の時期であれば「YouTubeをやってみよう」「SNSをやってみよう」と思ったのかもしれません。

人間は、追い込まれたときこそ、本気で動けるのかもしれませんね。

欠点は個性であり、武器となる

本書では、すぎやまさんが考えるSNS必勝法のようなものも、かなり綴られているのですが、最も印象深かったのが、「欠点がSNSでは武器になる」という考え方です。

ダンスが得意な男性が方がいたのですが、そのまま「ダンサー」では面白くないので、「35歳男性、独身」に肩書を変えたら、バズったそうです。

SNS上では、読者から下に見られる方が、注目を集めやすのです。お笑い芸人も、そういう一面があったりしますよね。

誰にでも欠点や弱点はあるものです。それらをマイナスに考えるのではなく「個性」と考えれば、上手く活用できるのです。

今の若者は怖がりすぎている

今の若い人たちは、「失敗を恐れる」傾向が強いそうです。

最近は、一度ネット上に晒されてしまうと、その情報が一生ネット上に残り続けてしますリスクがあります。しかし、すぎやまさんは、事件とか起こさない限り、普通の人がSNS上で活動するなら、致命的な問題は起きないとのことです。

チャンスは転がっているのに、リスクを恐れすぎてチャレンジしないのは、確かにもったいないと私も自分の経験上、思います。

上手く行かないということは、広く知られていないということなので、誰も気にしていないのです。こっそり始めて、あれ?っと思ったら、こっそりやめれば良いのです。

実際に動き出しただけで勝ち組

本などを読んで、チャレンジする方法を学び、「やってみようかな?」と思っても、実際に行動に移す人はほとんどいません。

よって、行動を開始した時点で、すでに勝ち組なのです。動き始めると、、今までは見たことがなかった景色や知識に触れることが出来ます。

読んだ感想を、エックスなどにポストすることも行動です。ぜひ、多くの方が本書を読んで、新たな一歩を踏み出すことを願っています。

今日のわかった

「弱いままのキミでバズる」は、すべての人に勇気とインスピレーションを与えてくれる本です。自分の欠点を力に変えて、一歩踏み出そう!

読書感想文
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