実は先日、とても大切なサイトのドメインの更新を忘れてしまい、一時的にドメインが切れてサイトが非表示に。多くの方にご迷惑をお掛けしました。現在は復旧しています。
今後、同じような事態に陥った方のために、状況と対応方法をまとめておきます。
状況
7/11(土)の朝に「サイトが表示されない」という連絡をTwitterで頂きました。
@kankichi かん吉さん、おはようございます。
カエレバが使えなくなっています!ドメインの問題でしょうか?
#いつも愛用してます
— ハタオト@働かない夫 (@WorkerNo) 2015, 7月 11
サーバーがトラブっているのかな?と想い、実際にサイトにアクセスしてみたところ、お姉さんの写真と、他のサイトへのリンクリストが表示されていました。
あれ?この画面はドメイン切れの……。心臓がバクバクしてきて、恐る恐るバリュードメインの管理画面へ。いつの間にか全面リニューアルしていて、確認したいページが見つからない。ようやくドメインの管理画面にたどり着いて調べてみると、予想通り、前日でドメインが期限切れしていました。
「やってしまった!」しばらく放心状態に。
状況をFacebookでつぶやいてみると「すぐだから取り返せるよ」というコメントをもらいました。そういえば、以前にあまり重要ではないサイトのドメインが期限切れさせてしまった時に、後日更新できたことを思い出しました。
しかし、今回は更新ボタンを押してもエラーがでてしまいます。「後日お試しください」というメッセージです。
調べてみると、ドメインは期限が切れてしまっても、すぐに他の人に取られてしまうことはありません。「請戻猶予期間」があって、30日間は取り戻せるのです。
ドメイン名が登録者の意図によらず削除されてしまう原因としては、 登録者によるミス、レジストラによるミス、 または不正行為(ドメイン名ハイジャッキング)によるものが挙げられます。 このうち、登録者によるミスが最も一般的であり、具体的には、 登録者情報を更新していないため、 あるいはISPを変更したために登録ドメイン名の更新料支払通知を受けられない、 または、通知メールを受け取っていても見過ごしてしまう、 といった事態が発生しています。 こうしたドメイン名の削除問題を解決するには、 従来の制度では不十分であったために、 新たに導入されることになったのが「請戻猶予期間」です。
via: 削除済ドメイン名のための「請戻猶予期間」
少し安心。しかし、取り戻せる確率は70%くらいで、料金も数万円かかるという情報もありました。
次に調べたのが、バリュードメインのFAQ
期限切れ1〜2週間で、延長が可能なドメインであれば、ドメイン期限延長のページから復活・延長処理を行っていただけます。
via: 期限が切れたドメインを延長できますか?
とのこと。以前にも復活できたのはこのケースでしょう。なんとかなるかも。
結局、16時ころにドメイン更新ボタンが押せて、更新することができました。しかし、DNSの浸透に時間がかかり、完全に復旧したのは2日後でした。
対応策
バリュードメインでは、自動更新を設定できます。クレジットカードを登録すれば、支払いも自動でやってくれます。
これまでは課金と更新作業を手動で行っていたのですが、本件をきっかけに、自動更新にしました。クレジットカードの登録に抵抗があったのですが、背には変えられません。
ついでに、レンタルサーバーの料金も自動更新にしました。
更に、自動更新がされていることを確認するために、月に一度「ドメインチェック」をするようにします。iPhoneのカレンダーに登録して、通知するようにしました。
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他のドメイン管理業者も、一定期間内であれば、ドメインの復活ができるようです。
ただし、確実な復帰を保証するものではないようなので、更新を忘れないことが一番です。
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