2025/2/9に開催された、第75回富士宮駅伝に出場してきました。
駅伝は、過去に何度か出場したことがありますが、富士宮駅伝は規模が大きく、本格的な大会でした。箱根駅伝でおなじみの駒沢や中央といった大学チームも多数出場していました。
我々は、年末の飲み会で出場を決めて急増チーム。全員初めての出場で、勝手がわからず。
それでも、事前に情報を集めて準備を徹底。それでも、多少ドタバタしましたが、なんとか全員走り切ることができました。
来年も出場する!みたいな話もあるので、大会の様子を、詳細に記しておくことにします。
富士宮市役所近くの駐車場を確保!
朝は5:50に集合し、出発。途中一人拾って、清水ICから高速道路を利用。新東名高速を経由して、新富士ICで降りました。
1つ目のコンビニ(ファミリーマート)に寄って、朝食などを購入。7:00前には、市役所近くへ。市役所のすぐとなりの駐車場を確保することができました。
なにせ、メンバー全員が初めてで、勝手がわかりません。受付が市庁舎ロビーで7:15からということで、様子を見に行ってみると、すでに数人並んでいる。
時間もあと10分くらいということで、そのまま受付開始まで待つことに。結局3分ほど早く受付が始まりました。
ゼッケンと参加賞を頂きました。
庁舎前では、甘酒とバナナが振る舞われていました。甘酒だけ頂きました。
襷はいつどこでもらえるの?
車に戻って、ゼッケンをウェアに取り付けたり、準備を開始。
そして、とある疑問が。「襷がない!」受付で受け取った紙袋には、襷が入っていませんでした。
8:00から監督会議でもらえるのでは?みたいな話もあり、出発が遅いメンバーが監督会議へ。
別に、一区の方とトイレに行ったついでに、スタッフの方に聞いたら、「一区のコールの時にもらえる」とのこと。なるほど!
監督会議には、駒澤大学の藤田監督がいたそうです。出席したメンバーから興奮したLINEが届いていました。
各中継所へはバス移動
富士宮駅伝は、よくある同じコースの周回ではなく、富士宮市の富士宮市役所から白糸の滝までをぐるりと周回するコース。
中継所まではバスによる送迎になります。私は2区担当だったので、8:05から8:20の間に出発です。バスは何台かあるので、早めに行って、座れる号車を探しましょう。
座れなくても、第一中継所までは15分くらいで着きます。
その他の中継所は、更に遠く、時間がかかるので、座っていったほうが良いですね。
手荷物の管理は、周到な準備が必要
最大の問題は、手荷物です。我々は走者6人のみで、付き添いがいないため、手荷物は自分たちで管理する必要があります。
ちなみに、付添人は、走者に一人つくことができて、IDカードをもらえます。送迎バスも、中継所内にも入れます。
よって、自分の手荷物を、次の走者に預けます。そして走ったあとは、自分の荷物と次の走者が残していった荷物の両方を回収します。
バスで中継所に着いて荷物お置き場を確保したら、周囲の様子をスマホで写真を撮って、荷物の場所をLINEグループで共有します。
我がチームは、メンバーが目立つ色の袋を用意してくれたので、わかりやすかったです。
2月の開催ということもあり、日中でもかなり寒いです。雪はほぼ降らない地域ですが、雨は降ることがあります。
スタート前と、ゴール後の防寒具や雨具などを用意する必要があります。でないと、寒空の下、寒い格好で待つことになりますので、注意が必要です。
第一中継所の様子
第一中継所は、第五中継所と共通なこともあり、かなり混み合います。
レジャーシートを持ち込んで、場所を確保すると良いと思います。
私は8:20には、現地に到着していました。タスキリレーは10:20分ころになるので、2時間待つこととなりました。
他のチームの走者は、付添人とお話しながら暇をつぶせますが、我々はぼっちだったので、本当に暇でした。
他の走者も、みんなそう言っていました。スマホだけが友達でした。
中継所では、スポドリと水、甘酒と豚汁が振る舞われていました。私は出走前に、水分だけ補給させて頂きました。
トイレは、それなりの数がありました。
出走前のコール、アップ、ウェアで悩んだ
一区のスタートは10:00です。私はボッチで時間を潰したあと、9:30くらいから、アップを始めました。
念入りに全身を伸ばしていると、9:45からのコールが前倒しで始まるということで、コールを受けました。
それから、東の方に向かって、軽くジョグ。最後は300mほどダッシュを入れて心拍を上げました。合計1.5kmほどで終了。
すると、アンカーのチームメイトが中継所に到着していて、談笑など。
もっと早く来てくれればと思いましたが、アンカーもこれから出走まで2時間以上待たないといけません。
最後のトイレに並び、中継所に戻ってから、ウェアに悩みます。この日は晴天で、風がなく、意外と温かかったのです。
色々悩んだ結果、アームウォーマーは装着し、手袋はやめました。上半身はファイントラックのノースリーブにランシャツと帽子、下半身はランパンにゲイター。
10:15分頃に先頭ランナーが飛び込んできました。我々のチームは、おそらく22分過ぎ。10:20頃から中継点近くへ。
ゼッケン番号が呼ばれ、コース上へ。遠くから、よく見た顔が迫ってくる!かなり疲れている感じでしたが、タスキリレー時は笑顔でした!
2区のレースレポート
走行中の詳しい様子は、動画にまとめたので。そちらを見て欲しいです。
2区は全長4.6km(ガーミンでは実測4.7km)、標高差は78mと、基本上りですが、ちょくちょく下りやフラットもあります。
前半1kmは上りと曲がり角が多く、いきなり足を使ってしまいがち。
1-2kmはアップダウンが続きます。下りはリラックスして走りました。
2-3kmまでは、富士山に向かってダラダラ登りが続き、勝負どころ。
3-4kmはフラットか少し下りもあり、スピード区間。前が見えずきつかったですが、後ろからランナーが追い越してきてくれて、そのランナーを追えたので、なんとかスピードを維持できました。
ラスト600mは、ラスボス的な急坂。その後、中継所までは下りで、一気になだれ込みました。
タイムは20:48と、事前の目標であった、21分は切ることができました。
ゴール後は、嬉しいおもてなし
ゴール後は、荷物を発見し、その場でゆっくり着替えました。私はすぐに着替えて暖をとらないと、風邪を引きやすいのです。
超極暖のヒートテックの上下を着込み、防寒具で身を包みました。
その後は、炊き出しの場所へ。
まずは、豚汁を頂きました。五臓六腑に沁み渡ります!美味しかった。
温かい缶コーヒーも頂きました。走ったあとのコーヒーは最高でした。
道をちょっと下ったところにある、お寺の駐車場から、帰りのバスが出ていました。
座れませんでしたが、ちょうど知人と会ったので、楽しくラン話しをしながら、市役所へ向かいました。
市役所に戻り、アンカーを応援
市役所に到着すると、すでにトップチームが次々とゴールしているところでした。箱根メンバーを揃えた中央大学が、大会新で優勝しました。
車に戻り、一区の走者と落ち合い、アンカーの応援へ。
東京農業大学の応援団が、大学だけでなく、後続の一般チームの応援も、最後までしてくれていました。
あの応援の中走れるアンカーは、幸せだと思いました。
我がチームのアンカーも無事ゴール。そして、次々とメンバーがバスで帰ってきました。
残念ながら、4区と6区で襷が繋がらず、一斉スタートになってしまいましたが、全員無事完走することができました。
一杯会
レース後は、ひとまず静岡市内へ戻り、一杯会。
駅伝はチーム戦ですので、責任は重いですが、走ったあとは楽しい!
楽しい時間となりました。
反省点
事前に念入りに準備したこともあり、ほぼスムーズでした。
中継所での待ち時間が長いので、レジャーシートや、小さな椅子があると快適に過ごせると思いました。
雨が降ったときの準備も、イメージしておくと良いと思います。
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最後になりましたが、大会関係者、ボランティア、沿道の応援、そして一緒に走ったすべてのランナーに感謝します!