以前はバリウム検査を選択していたのですが、ここ3年は胃カメラ検査をしています。外からX線で見るよりも、直に観察したほうが確実だからです。
これまでの胃カメラ検査の経験をまとめました。
全身麻酔で行なう方法もある
若い頃に、たばこの吸い過ぎで喉を痛めてしまい、鼻からカメラを入れて喉を検査してもらったことがあります。
当時の技術が進んでいなかったのか、私が緊張しすぎたのか、検査後にめまいがして失神しそうになりました。
そのときの体験がトラウマになっていて、胃カメラに対して強い恐怖心を持っていました。
そこで、一番最初の胃カメラは、全身麻酔で行いました。寝ている間に、検査は終わってしまいました。精神的なストレスはまったくありません。
ただし、麻酔をする作業と、麻酔から覚めるまでの時間がかかるため、その日は一日休む感じになります。
通りの良い鼻の穴で検査する
2年目は、看護師さんからの強い勧めもあって、鼻と喉の麻酔だけで行いました。前の年の記録が残っていて、左の穴からスムーズに検査できたとのこと。
鼻の穴の形が悪いと、カメラが入っていかなくて、鼻血が出たりします。最悪のケースでは、口からの検査に切り替わることもあります。前年に実績があれば、安心です。
もし、検査する機関を変更する場合は、どちらの鼻の穴の方が良いかを、覚えておきましょう。
検査直前に唾液を飲み込んでおく
カメラが胃の中に入ったあとは、唾液を飲み込まないように言われます。しかし、検査中は唾液がドンドン出てきてしまい、口の中にたまっていきます。顔は上を向いていて、吐き出せないため、喉にたまってむせてしまいます。
検査自体は5分くらいで終了します。先生がやってきて、鼻からカメラを入れる直前に、口の中の唾液を全部飲みこんでおくと、唾液が溜まりにくくなって、楽です。
慣れればバリウムより圧倒的に楽で確実
バリウム検査の場合、石膏の液体のようなものをコップ一杯飲まされて、発泡剤を飲んで、ゲップをしないように、台の上で何度も回転する検査が20分くらいかかります。かなり苦しいです。
検査終了後は下剤を飲んで、バリウムをしっかり排出しないといけません。
局部麻酔の胃カメラの場合は、鼻と喉の麻酔をする時間はかかりますが、雑誌とかを読みながら過ごせますし、検査自体は5分ほどです。全部で1時間くらいでしょうか。検査が終われば、すぐに職場で仕事が可能です。
そして、胃の粘膜を目視で確認できるため、確実です。検査される側もモニターを見れるため、安心です。
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鼻の穴の形状などで、全ての人ができるわけではありませんが、ずっとバリウムの方は、胃カメラにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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