この前の週末は、大学入試共通テストが行われました。私の時代はセンター試験でした。センター試験は基礎的な問題が多く出題されていましたが、共通テストは思考力を問われるかなり難しい問題が出題されているようです。しかも量も多いです。
我々の時代の受験知識のままでは、最近の受験には対応できないことを理解しました。そんな中、興味深い漫画をみつけました。
学習参考書をテーマにしたストーリーになっています。学習参考書の出版社のお客様相談室を舞台に、お客さんからの苦情や質問、意見などを起点にして、おすすめの参考書や活用方法、勉強方法などを学べます。
学習参考書オタクだった
私自身、地方の田舎出身で、近所に予備校などはなく、独学で国立大学へ進学しました。その際、とても役立ったのが、受験参考書です。
幸いにも、近所の大型商業施設の中に、比較的大きな書籍コーナーがあり、学習参考書のラインナップも充実していました。
暇さえあれば、書籍コーナーに出向いては、もっと良い参考書が無いかどうか、研究していました。学校でも同級生たちと情報交換してましたね。
最近子供たちが受験期を迎え、どう勉強をしていくかを親子で話をするようになり、同時に受験参考書に再び興味を持つようになりました。
昔の受験知識は、現在では通用しない
久しぶりに大型書店の学習参考書コーナーを覗いてみたところ、びっくりしました。私が利用していた参考書が、ほとんど置いていない。知っていたのは、チャート式くらいでした。
科目の区分も変わっていて、よくわかりません。例えば、数学は数1A、数2B、数3Cという区分になっていて、よくわかりません。
※後から数1〜3は微積分につながる解析系、ABCはそれ以外の図形や確率統計などであることがわかりました。
共通テストの難易度は飛躍的に上がり、学習範囲も昔よりも広くなっているとのこと。自分たちの時代の入試とは、別物と考えた方が良いと理解しました。
今に合ったわかりやすい参考書は、必ず存在する
ガクサンを読んで安心したのは、各出版社が時代に合わせて、よりわかりやすい新刊を出版したり、改訂を行ってきているとのこと。
我々の時代にも、わかりやすい参考書があり、助けられました。それらの姿は今はありませんが、もっとわかりやすい参考書がたくさん出版されているはずです。
個人的には、網羅的な参考書よりも、限定した範囲で良いので、その代わりものすごくわかりやすい参考書を一冊仕上げて一点突破したほうが、成績は上がりやすかったです。
そういった性質の参考書が多く出版されていることを長います。
学習参考書なら誰でも安く勉強できる
大学受験では、湯水のようにリソースを与えられた子と同じ土俵で戦わなくてはならない。それでも、だ。希望はあった。
それが参考書だ。
参考書は本当にコスパが高いです。千円強で著者の思いがこもったわかりやすい説明で勉強ができます。予備校に通ったら、月に数万円かかるでしょう。
私が大学受験後に、参考書を処分する際、それらの値段を合計したら、10万円程度でした。予備校にも行かず、国立大学に10万円程度で入学できたと思えば、安いものです。
ガクサンでも述べられていましたが、学習参考書は誰にでもチャンスを与えてくれます。参考書は最後の希望なのです。
私も学習参考書のパフォーマンスをいかんなく吸収して学力を上げることができました。
学習参考書で独学力をつける
高校受験くらいまでならともかく、大学受験を予備校での受け身の授業だけで勉強してしまうと、自力で計画して勉強する力が身につきません。
人生は勉強の連続です。独学力があると、大学だけでなく社会に出てからも有利です。資格を取るのに、一々スクールなんて通っていられません。お金もかかりますし、そもそも時間なんてありません。みんな、参考書を購入して、細切れ時間にコツコツ自分で勉強するのです。
学習参考書は、人生の良きパートナー。学参を征するものが、学びを征するのです。
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