2017/7/28に開催される富士登山競走に出場することになりました。富士吉田市役所から、富士山山頂まで登るレースです。
申し込みのクリック合戦をなんとかクリア。4年越しの0次予選突破でした。
今年は5合目までのレース。2時間20分以内でゴールできれば、来年以降3年間、山頂コースへの出場申し込み権利を得られます。富士登山競走完走は1年以上かかかるプロジェクトです。
できるだけ速いタイムでゴールして、山頂コース完走への負担を少しでも軽くしておきたいです。
山頂コース完走の実質的な条件
五合目コースを2時間20分以内でゴールできれば、山頂レースに出場することはできます。しかし、2時間20分ギリギリでゴールできても、山頂コース完走は厳しいです。なぜなら、スタートブロックが後ろになってしまうからです。
五合目以降の山道に入ると、追い抜きが難しくなります。山道に入るまでの順位でほぼ決まってしまうと言っても過言ではありません。スタートブロックが後ろだと、スタートロスを取り戻すために余分なパワーが必要になる分、不利になります。
私が2014年に山頂で応援した際、完走者はAゼッケンとBゼッケンがほとんど。Cゼッケンの走者は数人しかいませんでした。Bゼッケンが貰える2時間10分以内での五合目ゴールが不可欠です。完走率データからも、ゼッケンによる差は明らかです。
Aブロック:90%
Bブロック:65%
Cブロック:14%via: 富士登山競走を完走する方法-自分向け
もちろん、Aゼッケンならば誰でも完走できるということではありません。Aゼッケンを着けられるくらいの走力を持ち合わせていることが主要因です。走力が高ければ高いほど楽に完走できるのです。
ちなみにAゼッケンを着けるためには、五合目レースで1時間50分を切るタイムが必要のようです。しっかり練習をしてAゼッケンを目指します。そうすれば、最低でもBゼッケンはゲットできるでしょう。
ゼッケン割り振り
1~22 スペシャル・ゼッケン (富士山マーク)
31~62 海外勢
71~113 大会関係者 (消防隊員、医療関係者)
201~531 一般Aブロック (基準五合目1時間50分切り)
601~1686 Bブロック (基準五合目通過 1時間50分~2時間10分切り)
1701~2672 Cブロック (基準:五合目通過 2時間10分以上)via: 富士登山競走のゼッケン!
グランドスラムに向けて
市民ランナーのグランドスラムである、サブスリー、サブテン(100km)、富士登山競走完走を目指しています。
昨年の春にウルトラ100kmのサブテン(10時間切り)は達成できました。しかし、秋にアキレス腱を断裂してしまい、スピードが抜けてしまいました。
3ヶ月後からジョギング開始。5ヶ月後から強いトレーニングを入れ始めて、6ヶ月後に静岡マラソンに出場。3時間23分で完走できましたが、ケガをする前のスピードは戻りませんでした。アキレス腱をかばってしまい、練習で追い込めないのです。
富士登山競走の練習は基本的に「登り」です。坂を登るトレーニングは、足首への負担が少なく、平坦のロードでのスピ錬よりも安心して追い込めます。
春から夏にかけて、富士登山競走を目指してトレーニングを積むことが、サブスリーへの突破口になるのではと期待しています。
資料
コース
完走記・トレーニング
富士登山競走2015(第68回) なんちゃって攻略法 ~今後、挑戦する皆さまへ~
富士登山競走 山頂コース完走コンプリートガイド 2018年に著者が完走しました。